子ども建築塾2021年度 前期 第3回イメージを膨らませる「楽しくくらそう!」

2021年08月26日

みなさん、こんにちは!
今回は6月19日(土)に行われた第3回授業の様子をお伝えします。
前回「水に浮かぶいえ」のスケッチを描き、自宅でさらに描いてきてくれた子もいたため、今回の授業の最初にスケッチをグループ内で1人ずつ発表してもらいました。


それにあたって、アストリッド先生から「そのいえはみんなのからだに対してせまいのか、広いのか、を考えてみよう」ということや「普通のいえはつまらない、みんなが考えたいえはどんなの水で、何が楽しいのか。とにかく楽しいいえにしてほしい」ということ、更には30分1の縮尺についてお話をいただきました。

TAや先生方もいる中でスケッチを共有し、自分の言葉で説明してもらうことはきっと緊張することだと思いますが、口に出して自分が一番そのいえで何をしたいのかが明確になって、次のステップに繋がるのではないかと思います。

その後は、これまで描いたスケッチにさらに加筆していく時間になりました。子どもたちは悩みながらもスケッチをしていたのが印象的でした。
TAや先生方からたくさんアドバイスをしてもらった中で子どもたちはそれをどのように受け取り、反応し、スケッチに反映させていたのかは一人一人違うものでした。

スケッチの傍ら、水に浮かぶいえでの過ごし方を想像し、1人2パターンのポーズで写真撮影を行いました。寝ているポーズ、読書しているポーズ、水に飛び込むポーズなどなど…
その写真は30分の1の大きさで、完成した模型に入り込みます。自分の模型が入ることはスケール感覚を掴む重要な要素になるのではないかと思います。

最後に式地先生から次回の中間発表について「みんながどんな場所で、どんな水なのか、そして自分が何をやりたいのか」を発表してもらいたいということ、そして「TAや先生方に言われたことで混乱している子もいると思うけど、自分が一番やりたいことをしてほしい」というお話をいただきました。

当日、全員の前で発表するのは緊張すると思いますが、それぞれが考えたアイデアがみんなに伝わるよう頑張ってほしいです。

日本女子大学2年 安蒜美羽