子ども建築塾 後期第9回「プレゼンテーションって何だろう?/アイデアをまとめよう!①」

2017年04月26日

みなさん、こんにちは。子ども建築塾TAの小倉です。2月11日に恵比寿スタジオで行われた子ども建築塾後期第9回の授業の様子をお伝えします。

今回のテーマは「プレゼンテーションって何だろう?/アイデアをまとめよう!①」です。前回までは模型づくりでしたが、今回からはプレゼンボードづくりに取り掛かりました。

授業のはじめにアストリッド先生からいくつかアドバイスをいただきました。

まず、遠いところから見てもかっこ良く見えるように色を豊富に使ってつくること。

次に、読んだ人が「何これ、面白そう!」と思えるようなタイトルやキャッチコピーを考えること。そして何より今まで見たこともない個性あふれるものを各々がつくっているので、それらに見合うプレゼンボードにしてほしいとのことでした。

授業では、グループごとにプレゼンボード用の模型写真を撮りました。ただ写真を撮るだけではなく、何を見せたいか、ということをしっかりと考えた上で、自分の模型のどこがベストスポットなのかを確認してから写真を撮りました。子どもたちは自分の模型のどこが一番の魅力的に見えるかを頭で考えながら、様々な角度から一生懸命カメラとにらめっこしていました。また、カメラの画面を通して自分の模型を改めて見ることにより、自分が模型の中にいる想像が膨らんだようで、良い写真がとても多かったです。

今回の授業では模型のタイトルとキャッチコピーをつけて授業終わりに提出してもらいました。どんなタイトルが目を引くか、どんなキャッチコピーにすれば作品の良さを伝えられるか、去年の塾生のプレゼンボードをお手本に子どもたちは頭を悩ませていました。なかなか良いアイデアが浮かばず、グループの他の子どもたちやTAも一緒になって考える姿が印象的でした。

模型写真、タイトル、キャッチコピーが全て揃った段階でプレゼンボードのレイアウトを考えていきました。子どもたちは真っ白い画用紙に手を動かしてどんどん描き進めていました。レイアウトを考える上で忘れてはいけないのが植物についての説明です。各々自分で選んだ植物があるはずなので、どんな植物を使ったか、なぜその植物を選んだのか、という点までプレゼンボードに盛り込めると良いと思います。

また、自分の作品は恵比寿の人たちにどう影響するのか、グループ全体とのつながりも含めて家で考えてから次回のプレゼンボードづくりに臨めると、さらに良い作品になると思います。発表会も迫っているため、次回は発表の練習も必要で、盛りだくさんな授業になると思いますが、面白そうな作品ばかりなので完成がとても楽しみです。引き続き次回も頑張りましょう!

子ども建築塾TA 小倉今日子