7月3日から伊東豊雄建築ミュージアムで開催される展覧会「日本一美しい島・大三島をつくろうプロジェクト2016」に向けて、6月11日にレビューが行われました。伊東豊雄建築ミュージアムのエントランスや各部屋に展示する内容を、各チームが具体的に模型や原寸大のイメージを制作し、発表しました。その展示内容の一部をご紹介します。
ガイドブックチーム
「人を介した島の魅力を紹介する」をテーマに、壁に大三島全体の地図を貼り、その周りに表は写真、裏は紹介文と補足の写真を入れたポストカードを設置します。
7月3日から伊東豊雄建築ミュージアムで開催される展覧会「日本一美しい島・大三島をつくろうプロジェクト2016」に向けて、6月11日にレビューが行われました。伊東豊雄建築ミュージアムのエントランスや各部屋に展示する内容を、各チームが具体的に模型や原寸大のイメージを制作し、発表しました。その展示内容の一部をご紹介します。
ガイドブックチーム
「人を介した島の魅力を紹介する」をテーマに、壁に大三島全体の地図を貼り、その周りに表は写真、裏は紹介文と補足の写真を入れたポストカードを設置します。
大三島合宿最終日となった5月3日はあいにくの薄曇りとなりましたが、日射しが和らいで過ごしやすい天気となりました。この日は参道マーケットに参加して参道付近の散策を楽しみつつ、午後の報告会で今後の動きを共有するなど合宿の締めの一日となりました。
大三島参道マーケット
島のあちこちに宿泊していた講師・塾生が集合し、グループごとに参道を自由に散策しました。
「大三島参道マーケット」は大山祇神社の参道で開催される住民主体のイベントです。かつては島の賑わいの中心地だった参道ですが、しまなみ海道の開通など、時代の流れとともに人通りも少なくなっていきました。このマーケットは年に1〜2回開催され、島のおいしいものや雑貨、工芸のお店が連なり、スタンプラリーやワークショップなども行われます。 > 続きを読む
大三島合宿2日目を迎えた5月2日の朝、前日遅くまで続いた夜塾の疲れも一気に吹き飛ぶような、清々しい晴天に恵まれました。「大三島ふるさと憩の家」の食堂でおいしい朝食をいただいた後、すぐ隣にある「岩田健母と子のミュージアム」を見学しました。
コンクリートの壁を一枚くぐると空間が一変し、円形に切り取られた自然や鳥のさえずりがさらに意識されます。素敵な彫刻作品と共に、いつもとは異なる質の時間を体感することができました。 > 続きを読む
2016年5月1日、お天気に恵まれたこの日、3日間の大三島合宿がスタートしました。JR福山駅に集合し、チームごとにレンタカーで尾道に移動します。
尾道WHARF・ONOMICHI U2
「尾道WHARF」でのランチの後、「ONOMICHI U2」を見学しました。「ONOMICHI U2」は元は港湾倉庫「県営上屋2号」として使われていた建物をリノベーションしてつくられた複合施設です。U2の意味は「ウワヤ」の「ウ」、そして「2」号からとっているそうです。レストランやショップ、カフェ、ホテルはどこも、サイクリストのことを考えられたつくりになっており、駐輪スペースは広く、スロープ完備で自転車のメンテナンスショップも併設されています。
ゴールデンウィーク中ということもあり、施設内のレストランは満席で列もできていました。瀬戸内の島々の物販スペースでお話させていただいた方は、広島市内から観光で来ているとのこと。サイクリストでなくても楽しめる、おしゃれな観光スポットとなっているようです。
こんにちは。今年の春からスタッフとして勤めることになりました、ジョイス・ラムと申します。初めて伊東建築塾のブログを書かせていただきます。
昨年度の塾生講座の集大成として、3月中旬に大三島ふるさと憩の家で公開発表会が行われましたが、その興奮さめやらぬ中、2016年度の講座が始まりました。2016年4月16日に行われた塾生講座の開講式の様子をお届けします。
当日は講師と塾生を合わせて50人近くの方々が恵比寿スタジオに集まり、最初にみなさん一人ずつ自己紹介をしました。講師陣は建築家から構造エンジニア、家具デザイナー、グラフィックデザイナー、ランドスケープデザイナー、無農薬野菜農家など、昨年度と比べてさらにさまざまな分野で活躍している方々がいらっしゃいます。新しくメンバーに加わった、さまざまなバックグラウンドを持つ個性的な塾生のほか、今年度も継続したいという昨年度の塾生も来てくださいました。
2015年11月7日、テキスタイルコーディネーター・デザイナーの安東陽子さんと家具デザイナーの藤江和子さんにお越しいただき、レクチャーをしていただきました。このお二人は、伊東塾長をはじめ、多くの著名建築家とも協働されています。いわば業界のトップランナーです。
2015年10月24日に開催された塾生限定講座では、照明デザイナーの東海林弘靖さんをお招きし、前半は光と人間の生活の関係、ご自身が手がけられた建築物等についてレクチャーしていただき、後半は数名のグループに分かれ、「元気が出る光をつくる」をテーマにワークショップを行いました。
講義ではまず、光の空間のデザインと人間の生理・心理との関わりや光のイメージについて、自然・人工それぞれの切り口から写真を使って丁寧に解説していただきました。人間と光は原始から切り離せない関係にあり、光の当たり方、色彩、照度、明るさなどは人の活動や心の状況に大きく影響するそうです。例えば、照度の高い朝の光に当たると、私たちはアクティブになり、一日の活力を得ることができます。また、オーロラは多くの人が知っている有名な例ですが、国や地域によっても光にはさまざまな種類があるそうです。
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