会員公開講座「地域における場づくりとものづくり」

会員公開講座「地域における場づくりとものづくり」 広く一般の方を対象に、さまざまなゲストを招き、これからの地域づくりの可能性を探ります。

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2019年度 会員公開講座カリキュラム

「会員公開講座」は、2011年の開講当初は建築を中心としたテーマでしたが、東日本大震災をきっかけに伊東自身が被災地に足を運び、過疎といわれる「地方」にこそ日本の将来の希望を見出せると確信し、地方のまちづくりを中心としたテーマに移行しました。以来、地域経済の活性化、食や農業の循環などに取り組み、第一線で活躍する方々を講師に招いてきました。
2019年度は新たな試みとして、大三島ライフスタイル研究所と連動して開催することで、会員や塾生にとってこれまで以上に学びを深められる講座となることを目指します。(詳細はこちらのページをご覧下さい) 各回、前半はライフスタイル研究所の活動報告、後半は講師によるレクチャーを行います。一般的な講演会よりも近い距離で講師と向き合い、ただ話を聞くだけでなく、ディスカッションを通して自らの暮らしや活動のあり方を深めていくことを期待します。

開催日数

年間 全6回(不定期ですが、土曜午後もしくは夜、1回あたり2.5時間を予定しています)

各回テーマ/講師 (開催順不同)

  1. 「大三島を『護る=創る』活動」 伊東建築塾 大三島ライフスタイル研究所
  2. 「神山塾の10年とこれから」 祁答院弘智 (株式会社リレイション代表取締役、認定NPO法人グリーンバレー理事)
    半年間神山に滞在しながら、地域の魅力を発信する方法を学べる「神山塾」の運営についてお話しいただきます。
    「大三島スクール(地場産業編)」
    農業やワインなど、島特有の産業を生かしたスクールの過去の実例、今後の計画や構想を発表します。
  3. 「地域食材を切り口としたグルメ戦略」 寺本英仁 (邑南町職員)
    地産地消のレストランや「食の学校」を立ち上げ、全国から移住者も増加している“グルメ戦略”の地域おこしについて、お話しいただきます。
    「大三島みんなのワイナリーが目指す未来」
    2014年に最初の葡萄の苗木を植え、活動を始めた「大三島みんなのワイナリー」のこれまでの歩み、今後の展開について発表します。
  4. 「リノベーションスクールのまちづくり」 馬場正尊 (建築家)
    全国10都市で行われる短期集中型スクールの開催内容や運営について伺います。
    「空き家改修」
    これまで塾が改修を手がけてきた「大三島みんなの家」「大三島憩の家」「鈴木邸」と、今後改修を予定しているプロジェクトを発表します。
  5. 「家具でつくる空間」 藤江和子 (家具デザイナー)
    「藤森泰司の家具デザイン」 藤森泰司 (家具デザイナー)
    「大三島スクール(家具編)」
    これまで大三島の高校生と一緒に行ってきた島デザイン部の家具づくり、公民館の椅子リフォームなどの事例を紹介します。
  6. 「風景論」 港千尋 (写真家、著述家)
    地球規模の環境・技術的変貌が生み出す新しい風景観についてお話しいただきます。
    参考図書『風景論 ー変貌する地球と日本の記憶』中央公論新社
    「大山祇神社参道の変遷」 
    かつての宮浦港や参道の風景、しまなみ海道開通後の衰退、現在の様子に至るまで、みんなの家・鈴木邸の改修も含めてプレゼンします。

※テーマは変更となる可能性があります。

塾長

伊東豊雄

伊東豊雄(いとう・とよお)
建築家

1941年生まれ。1965年東京大学工学部建築学科卒業。主な作品に「せんだいメディアテーク」「多摩美術大学図書館(八王子キャパス)」「みんなの森 ぎふメディアコスモス」「台中国家歌劇院」など。ヴェネツィア・ビエンナーレ「金獅子賞」、プリツカー建築賞など受賞。

進行

伊東史子

伊東史子(いとう・ふみこ)
デザインマネジメント/ジュエリー職人

クラマタデザイン事務所、ソットサス アソシエイツ日本代表を勤めた後、渡伊。彫金専門学校卒業後、フィレンツェでジュエリー職人として活動。帰国後、パークスを設立し、デザインマネジメント、ジュエリー制作に携わる。上智大学卒業。東京大学大学院 情報学環 社会情報学修士。

川上純子

川上純子(かわかみ・じゅんこ)
翻訳者・編集者

出版社勤務を経て独立し、書籍や雑誌の翻訳・編集・執筆に携わる。主な訳書に『伊東豊雄 自然の力』『ソシュール超入門』『トールキンの「ホビット」を探して』など。津田塾大学卒業、シカゴ大学人文学修士課程修了、早稲田芸術学校卒業。多摩美術大学講師。

講師

祁答院弘智

祁答院 弘智(けどういん・ひろとも)
株式会社リレイション 代表取締役/認定NPO法人グリーンバレー理事

1971年徳島市生まれ。愛媛大学卒業後、不動産コンサルタント会社を経て、2008年NPO事業や地域活動の企画・プロデュース会社「リレイション」設立。地域の担い手育成事業「神山塾」(徳島県神山町)や「Learning Journey」、廃校利活用事業「TOKOMURO Lab」(北海道浦幌町)のほか、徳島県海陽町、愛媛県西予市、熊本県南小国町など各地の担い手育成事業やプロジェクトマネジメントに携わる。

寺本英仁

寺本英仁(てらもと・えいじ)
邑南町職員

1971年島根県生まれ。1994年東京農業大学卒。島根県石見町役場(現邑南町役場)入庁。邑南町が目指す「A級グルメ」の仕掛け人として、道の駅、イタリアンレストラン、食の学校、耕すシェフの研修制度等を手掛ける。小泉内閣時に発足した「地域産業おこしに燃える人」の第3期メンバーに選出。現在は総務省地域力創造アドバイザー。NHKプロフェショナル仕事の流儀でスーパー公務員として紹介される。

馬場正尊

馬場正尊(ばば・まさたか)
オープン・エー代表取締役/建築家/東北芸術工科大学教授

1968年佐賀生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。博報堂、早稲田大学博士課程、雑誌『A』編集長を経て、2003年オープン・エーを設立。 都市の空地を発見するサイト「東京R不動産」を運営。建築設計を基軸にしながら、メディアや不動産などを横断しながら活動している。

藤江和子

©Nacasa&Partners

藤江和子(ふじえ・かずこ)
家具デザイナー

藤江和子アトリエ代表。建築家とのコラボレーションを通して建築と人と家具の新しいあり様を提案している。近年は伊東豊雄建築設計事務所との協働プロジェクト多数。主な作品に「多摩美術大学図書館(八王子キャンパス)」、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」、「台中国家歌劇院」。多摩美術大学客員教授。

藤森泰司

藤森泰司(ふじもり・たいじ)
家具デザイナー

1967年生まれ。1999年藤森泰司アトリエ設立。家具デザインを中心に、建築家とのコラボレーションや空間デザインも多数。ハイブランドの製品から、オフィス家具や小中学校の学童家具まで幅広く手がけ、スケールや領域を超えた家具デザインの新しい在り方を目指して活動している。

港千尋

港千尋(みなと・ちひろ)
写真家・著述家

1960年神奈川県生まれ。多摩美術大学美術学部情報デザイン学科教授。記憶、群衆、芸術の起源など文明論的テーマを持ちつつ、制作、研究・出版・展覧会企画など幅広い活動を続けている。最新刊に『風景論ー変貌する地球と日本の記憶』(中央公論新社)。国際展のディレクションやキュレーションも手がけ、あいちトリエンナーレ2016では芸術監督を務めた。

定員

60名

会場

伊東建築塾 恵比寿スタジオ

受講対象

正会員、賛助会員

受講料

無料

申込方法

開催日の1ヶ月前までにご案内のメールを配信しますので、指定の方法にてお申込みください。

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