子ども建築塾 後期第1回「まち探検に行こう!」

2016年11月24日

みなさま、こんにちは。10月22日、子ども建築塾後期第1回の授業が始まりました。前期の最終講評から1ヶ月経ち、久しぶりの授業となりましたが、4つの天板いっぱいに並べられた1/50の敷地模型を囲んで子どもたちは楽しそうな様子でした。

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後期授業のテーマは「まちの中で、自然とともにくらそう!」です。恵比寿の「まち」を探検して、「自然とともにくらす」建築やランドスケープを設計し、最終的には恵比寿のまちと自然や人がより豊かにくらせるような「まち」をみんなで完成させます。

まず、恵比寿4丁目の住宅地に設定された5つの敷地をどのグループが担当するかを、あみだくじで決めました。

次に、田口先生により「まち」についてのレクチャーをしていただきました。東京にある台地や恵比寿の昔の様子などをスライドで紹介してくださいました。

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「まちの中で、自然とともにくらす」例として、銀座や渋谷で採れるはちみつについても教えてくださいました。また、ジョイスさんからは東京にあるワイナリーについての話もしていただきました。

まちを知るための方法として、目で見るだけでなく、匂いをかいでみたり、実際に触れてみたりと五感を使うことについても教わりました。田口先生の質問に子どもたちは積極的に答えようとしていて、とても良い雰囲気でした。

レクチャー後、早速まち探検をしました。植物に詳しい、ランドスケープデザイナーの山﨑誠子さんに協力していただき、子どもたちと一緒に歩きながら、まちに存在する植物の名前や特徴などを教えていただきました。

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子どもたちが「この植物はなんですか?」と積極的に質問している姿が印象的でした。普段生活しているとなかなか気づきにくいですが、実はまちにも多くの自然があるのだと感じさせられたまち探検でした。また、意外と外来種が多いということも分かりました。

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子どもたちはまち探検で見つけたものの写真を撮ったり、しおりにスケッチをしたり、山﨑さんから教わったことをメモしたりしていました。まちの中でさまざまなものを意欲的に探していたため、時間が足りないくらいでした。きっといろいろな発見をしたのだと思います。とても有意義なまち探検でした。

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次回は、まち探検での発見や感想について、敷地模型を囲んで発表し合います。また、恵比寿のまちに実際に住んでいる人にインタビューします。子どもたちがどんな探検結果を発表してくれるのか今から楽しみです。

東京理科大学3年 佐野 航