子ども建築塾2024年度 後期第9回 つくりながら考える「アイデアの表現」
2025年2月15日(土)に行われた、子ども建築塾後期第9回授業の様子をお伝えします。

発表が次回にまで迫ってきた今回は、発表に向けたプレゼンテーションの準備を行いました。
まずこれまで自分たちがつくってきた島に島名をつけます。島ごとに決まったメニューや建築の特徴、島の特徴をもとに、みんなで案を出し合います。色々な部分にこだわってきた結果、決定するのに苦戦するグループもありましたが、最終的にはどのグループもワクワクするような島名に決まりました。
島名が決まったら、次は発表に使うプレゼンボードやスケッチの準備です。太田先生からの「初めて発表を聞く人もいるんだと思ってプレゼンボードをつくって欲しい」というアドバイスをもとに、役割分担をして作業を行いました。

みんな自分が頑張ったところをやりたいのはもちろんですが、ここではこれまでの授業で培ってきたチームワークを発揮し、話し合いを行ってそれぞれの担当箇所を決めました。
プレゼンボードには題名とマスタープラン、1日の流れやメニューの説明などを書きます。アストリッド先生からの「タイトルも大きく書いて欲しいけど、それより内容の方が大事」、式地先生からの「メニューや一日の暮らしなどの説明を、建築や島の風景と絡めて話せるとより良い」というアドバイスをもとに、ここでも発表を意識しながら、オーディエンスが理解しやすいような発表を心掛けて準備を行いました。

みんなで集中して作業を行い、気が付いたら授業終了10分前。太田先生から「一旦作業をやめてもう一度、どの順番で、誰が何を言うかを確認して下さい。それから、誰が何を宿題でやってきて、どこにそれを貼るのかも確認して下さい。」という指示がありました。最後の5分間、改めてみんなで発表に向けた最終確認を行いました。
最後に太田先生から「とにかくたのしそうに、おいしそうにプレゼンするのが一番大事」、アストリッド先生から「元気な声でプレゼンして欲しい」、式地先生から「もう一回振り返って、島のいいところを探してみて」というアドバイスがありました。
次回の発表にちょっぴりドキドキしながら、子どもたちは教室を後にしました。
次回はいよいよ最終発表回です!グループのみんなでつくり上げた「いただきます島」の魅力を伝えられるように、最後まで一生懸命取り組みましょう!
日本大学 3年 和田はなこ