子ども建築塾2019年度 後期第1回「まちの敷地を見に行こう!」
みなさん、こんにちは。
夏の暑さが続き、暖かい日差しが差し込む10月5日、後期の授業がスタートしました!
前期の授業を無事に終え、後期の授業に期待を膨らませながら子どもたちがやってきました。
後期「まち」のテーマは「みんなの商店街をつくろう!」です。子どもたちがそれぞれお店のオーナーになり、スクールやレストラン、本屋などのテーマを決めて「恵比寿 ビール坂商店街」にまちをつくっていきます。
皆さんは商店街と聞いたらどんなまちなみをイメージしますか?
講師の太田先生からさまざまな国の例をとって、通りのデザインや店先についてのお話がありました。
イギリス・チェスターの2階レベルでのお店のつなげ方、ジャズのまち・ニューオリンズ(アメリカ)でのバルコニーのデザインなどが紹介されました。これからどんな商店街にしようか、どんな店先をつくろうか思考が広がっていきます。
くじ引きにより5つのグループに分かれた後は、みんなでビール坂まで行きました。今回のポイントは「店先の工夫」「入って気持ちのいい内部空間」「歩いて楽しい通り」です。加えて、見学の際には坂の勾配や敷地の間口などを測りました。子どもたちは敷地をよく観察し、感じたこと、思いついたことをメモし記録していました。
つくりたいお店、こんな空間があったらいいなという子ども自身の案や、ここが面白い!というような現状分析など様々な意見が飛び交いました。
楽しかったまち歩きも終わりを迎え、最後はスタジオに戻り解散しました。
次回の授業では今回の敷地調査の振り返りや、みんなの好きなもの・興味のあることをまとめ、発表し合います。1本の坂でどんなお店が登場し、どのようなアクティブが展開されるか、今から楽しみです!
これからもまちをよく観察し、よく考え、楽しく商店街をつくりましょう!
次回は10月19日です。お楽しみに~
東洋大学 3年 小林みらの