子ども建築塾2020年度 第6回「考えたことを、カタチにしてみよう!①」
皆さん、こんにちは。
今回は12月19日(土)に行われた第6回授業の様子をお伝えします。
前回に引き続き「透明ないえ」の模型作りをしました。
授業のはじめに、式地先生から「敷地の周りの道路などの環境についても意識しよう」「模型材料に身の回りのものを使ってみよう」というお話がありました。
また、アストリッド先生から「天井高はどのくらいが心地よいのかを考えよう」というアドバイスをいただき、実際に高いところに上がってみてどう感じるのか、高い方が良いのか、低い方が良いのか、恵比寿スタジオの2階にみんなで上がってみたりしてスケール感を体験しました。
「透明だと実際の建物の大きさよりも広く感じる」という発見もあり、透明の性質も踏まえて大きさや高さを考えました。
次に1/30の人の添景模型と1/30の定規を参考に模型作りをしました。
実際に1/30の人や定規を自分が作った模型にあててみると思っていたよりも大きかったり小さかったりし、つくりたい空間が心地よい場所になっているのかを確認しました。
その場所で何がしたいのか、そのためにはどんな透明や大きさが心地良いのか、高さが良いのかをT Aと話しながら模型作りを進めました。
子どもたちは皆思い思いに手を動かして模型を作っていました。模型を作りながら「こういう形にしてみたら面白い!」「こういう素材や色にしてみたら面白そう!」といった発見もあり、模型を作りながらどんどん楽しい方向へ発展していきました。
今回が年内最後の子ども建築塾でした。冬休みがあり少し時間が空きますが、自分の作りたいものがより具体的に見えてきた子ども達がどんなアイデアを膨らませて次回模型を作っていくのかが楽しみです!
日本女子大学2年 野田理裟