子ども建築塾2022年度 後期 第5回 ボリュームスタディ
12月10日(土)に行われた、後期第5回授業の様子をお伝えします。
この日は中間発表会が終わってから1回目の授業でした。中間発表では、それぞれのグループが発表し、先生方から貴重な意見を貰うことができました。アドバイスを元に、より良いものをつくろうとする子どもたちの表情がいきいきしていました!
授業内では、主にボリュームスタディを行いました。今までは、二次元的に紙の上に絵を描いて、検討していましたが、今回からは模型を用いて三次元的な検討がはじまりました。マスタープランを考えていた時よりも冷静な目で、きちんと話し合い、楽しく盛り上がるところは盛り上がりながら、スタディをしていました!
先生方からは「ヒューマンスケールで建物を考えよう」とアドバイスがありました。百人が生活する島として1/40の点景を使いながら、本当にこの大きさの建物が必要なのか、また人間に対してこの大きさの建物では小さすぎるのではないかなど、子どもたちとTAが協力しながらゾーニングのアイデアをかたちにしていました。
それぞれのグループでキーワードが決まり、どのような用途の建物が必要かを話し合ってきましたが、同時に自分がこの島で生活するならどのような空間にしたいかやどのような活動をしたいかということを考えることも必要です。
アストリッド先生や太田先生がおっしゃっていたように、みんなで一つのものをつくり上げる意識を持つことがこの課題では重要です。それぞれのグループがどんな岬をつくり上げていくのか、しっかりと各グループ全員で話し合い、共有しながら、みんなで力を合わせていきましょう!また、5つの岬が1つの島になった時の周りのグループとの関係性を考えながら進めていけると百人島がより良い島になると思います。
それぞれの岬が組み合わさるのが楽しみになる授業でした!
日本大学 3年 千藤颯太