子ども建築塾2024年度 前期第4回 イメージをふくらませる「スケール」
6月8日(土)に行われた、前期第4回の授業の様子をお届けします。
今回は中間発表前の最後の授業でした!
第4回目の授業となりますが、回を重ねるごとにアストリッド先生に負けないくらい元気な挨拶が返ってきます。今回もみんな元気に授業スタートです!
前回は自分の考えをどんどん自由にスケッチしましたが、今回の授業では前回からのイメージを断面スケッチにまとめていきます!
はじめに先生方からスケッチのポイントをレクチャーしていただきました!
・人(自分)を描きながら空間、暮らしを考えていく
・屋上からどんな景色が見えるか
・屋根のデザインはどうしようか
・内と外の空間はどう使うか
・方角や太陽の光との関係
など、さまざまなポイントをお話ししていただきました!
アストリッド先生から「1番は『楽しい』を考える!どんな空間が楽しいのか自由に考えることからはじめましょう」とお話がありました!実際にどんな暮らしが楽しいのか、生活が楽しくなる仕掛けは何だろうと先生やTAと一緒に会話しながら授業に取り組みました!
前回なかなかペンが進まなかった子やアイデアが浮かばなかった子も先生からのスケッチのポイントをもとに、画用紙などを自由に使って屋上のイメージを膨らませている様子!普段断面スケッチを描いているの?と思うほどみんな手が動いていました!
時間が経つにつれ、多くの子のスケッチが自然とカラフルになっていき、「楽しい屋上暮らし」が見えてきました!迷いながらも手を動かすことで、頭で考えていることがダイレクトに表現されていきます。
前回に引き続き1/30のスケールを意識しながら、先生方の点景を参考にスケッチを進めていました。
そして授業の中で点景制作のために1人2ポーズずつ写真撮影を行いました!
みんなが1/30のスケールの点景になるということで、実際に暮らしの中にあるポーズやお友達と一緒にポーズを決めて、体を動かしながら楽しそうな様子でした!
また、グループごとに「I型・L型・T型・階段型」の屋上のかたちが振り分けられているので、隣の建物のお友達と一緒に屋上暮らしを考えている子もいました!だんだんグループの中でもコミュニケーションが増えてきて、楽しんで授業に取り組んでいるようです!
気づいたら作業も進み、楽しい時間もあっという間に過ぎていきました。。。
最後に、中間発表に向けてタイトルやイチ押しポイントをTAと一緒に確認しました。
次回はいよいよ中間発表です。みんなの考える「楽しい屋上暮らし」の発表を楽しみにしています!
明星大学4年 福嶋花奈