子ども建築塾2024年度 前期第8回 つくりながら、描きながら、考える③
8月3日(土)に行われた、前期第8回の授業の様子をお届けします!
4月からはじまった子ども建築塾も、あっという間で前期の授業は残すところあと2回となりました。今回は、前期課題「楽しい屋上暮らし」の模型制作の最終回でした。前回に引き続き、理想の屋上のイメージを膨らませつつかたちにしていきます。
はじめに先生方からお話がありました。
アストリッド先生の「きれいにつくる必要はないよ」という言葉を聞き、子どもたちの緊張感が和らいだように感じました。アストリッド先生がおっしゃっていたように、本授業では、模型の作り込みよりも、発想の面白さが重要です。どの作品を見ても発想が異なり、さらに醸し出す雰囲気も様々で機能など細かい点も工夫が凝らされているので、見ている側もとても楽しむことが出来上がってきました。
方角を意識して配置を考え、凹凸のある紙・スチレンボード・アクリル板や布など、様々な材料も試しながら楽しい雰囲気をつくれるよう、工夫していきます。
つくる過程で新たなアイデアが浮かんで嬉しそうな姿も見られました。子どもたちは与えられた作業時間を目いっぱい使って黙々と作業に取り掛かっていました。
30分間のスタジオ開放時間も含め、今まで以上に集中して取り組んだ2時間の授業は本当に一瞬で終わってしまいました。授業後には「えーもっと作業したかったなー!」という声もたくさん聞こえてきて、今回の授業もとても楽しめたようでした!実際にあったら楽しそう、と現実化した屋上を想起させる作品がたくさん仕上がってきました。
各々が考えている屋上はどれも魅力で溢れていて、完成に向けて必死に作業を進める姿が印象的でした。帰り際、「作品のタイトル何にしようかなー!?」と次回の授業が待ち遠しい様子も見られました。タイトルもついた模型の完成形がとても楽しみになりました。
いよいよ次回はプレゼンボードの制作と模型写真の撮影に取り掛かります。最終発表に向けて頑張っていきましょう!
TA 大倉 早葵