子ども建築塾2018年度 前期第7回 プレゼン模型制作② ・グループ内発表(エスキスチェック)

2018年11月15日

皆さまこんにちは。7月14日に行われた子ども建築塾前期第7回授業についてお伝えします。
今回の授業では、6月に行われた中間発表で先生方から頂いたアドバスをもとに、それまで別々に考えていた「食べる空間」や「寝る空間」、「遊ぶ空間」を統合した空間をつくり、さらにアストリッド先生と1対1でエスキスを行いました。

建築設計で行うエスキスとは、主に自身の考えを他人に伝えられるように材料を用意し、説明し、意見をもらい、再度検討することを言いますが、建築を始めたばかりの大学生でも最初は難しいことを、小学生の塾生が物怖じせずうまく伝えて建築家とやり取りをするのですから、感心します。エスキスをして、自分では考えつかなかった新しい発見をしたような塾生は、それを基にまた自分の模型に手を加えていきました。

私の担当するAグループの塾生たちも、アストリッド先生とエスキスをしました。グループ内の友達がエスキスをしている間は、友達の考えている空間はどのようなものなのか、手を止めて聞きました。アストリッド先生から「寝る場所はそんなに高くて気持ちいいかな?」、「階段は、昇る、下りるだけではつまらない。段の高さを変えるだけで、寝る場所、遊ぶ場所ができるよ!」、「屋根は平坦ではなくて波うっていた方が面白いね!」などとコメントを頂き、スケール感を見直したり、かたちを変えたり、つくるポイントの優先順位を変えたりしました。

子どもの発想力は大人の想像を超えるものがありますが、それにプラスしてスケールを考えた空間を考えるとなると、子どもにとっては一気に考えることが難しくなります。私は、日頃無意識に行っている気持ちと空間を結びつけることを、意識的に考えるには、その塾生が日頃どれだけ多くの体験や経験をできているかが大切になるような気がしています。

夏休みがあけ9月に入ると、前期課題「動物と一緒にくらすいえ」の最終発表会があります。今回の作品は模型をつくるより、スケッチの方が自分の考えをうまく表現できるのであれば、スケッチのみで表現して発表しても良いと先生からもコメントがありました。

塾生たちには、4月から考えてきたものの集大成として、考えをかたちにし、堂々と発表してくれることを期待しています。

TA 小川華歩