子ども建築塾2021年度 後期「つくりながら、描きながら、考える②」
みなさん、こんにちは。
1月29日(土)に行われた、第6回授業の様子をお伝えします。
さて!後期第6回の授業では、いよいよ模型制作が始まりました!
スタジオに入ると、学校の図画工作の授業では見られないような、模型をつくるためのさまざまな材料が用意されてあり、塾生たちも、席につくなりすぐに自分が使いたい材料に飛びついていました。
自分自身も塾生の頃「とにかく珍しい材料を使って模型制作がしたい!」とTAを困らせていたのを思い出しました。
授業の冒頭に模型をつくるにあたって、太田先生からは「模型を制作する過程で、スケッチの段階では思い浮かばなかったアイデアが浮かんだらどんどんそれを採用すること」、アストリッド先生からは「人の少ない島だから、独りよがりの建築にならずに、周りの建物や人との関連性を意識すること」とアドバイスがありました。
先生方からのアドバイスを聞いて、塾生も「ここを違うかたちにしたら面白いかも!」「島の人が入ってきやすいように、入口を大きくしようかな?」など、自分の模型がより良くなるように、改善していました。
しかし、アイデアが出過ぎて課題に取り掛かれなかったり、メインの建物の制作の途中でディテールにこだわり始めてしまうことがあるので、そこは要注意です!
先生方やTAが模型のつくり方や道具の使い方を指導すると塾生たちはどんどんそれらを吸収して、それぞれが異なった方向から模型制作に取り組めていたのは凄く良かったと思います。
元塾生という経験をいかして、アドバイスをしたり、一緒に楽しんで模型制作ができたので、気が付くとあっという間に授業終了の時間となっていました。
多くの塾生が家に模型を持ち帰っていたので、次回の授業でさらに進化した模型を見るのが楽しみです!
明治学院大学 1年 雀部遼(元塾生)