子ども建築塾2022年度 前期 第8回 つくりながら、描きながら、考える④
8月20日(土)に行われた、前期第8回目の授業の様子をお伝えします!
前回の授業から3週間の間が空いての開催であったため、子どもたちは本日の授業を楽しみししてくれていた様子でした。
前回の授業に引き続き模型の制作を行いますが、やはり3週間ぶりともなると前回のペースに戻って作業を再開できるのだろうか…という不安がありました。
しかし、子どもたちは前回の作業をしっかりスケッチブックに記録していて、中には模型の一部分を自宅でつくってきた!なんていう子もおり、TAたちの不安は吹き飛びました。
はじめにアストリッド先生から、「模型作りの中で、楽しいという気持ちを大切に!」というレクチャーをいただきました。
また、以前教えていただいた模型に色をつけることの大切さも再確認し本日の授業がスタートしました!
今回の授業は、最初から最後まで模型製作です。この時間に数々の学びがあります。
例えば、子どもたちが迷った時にすぐに先生やTAがアドバイスをすることができるので、ノンストップでより良い作品が完成していきます。一人で黙々と作業をするよりも、誰かに助言をもらいながら作業したほうが刺激を得ることができます!
他にも、子どもたちは自分以外の生徒の作品を見てさらにやる気を出しているようです。作業スピードが早い子、既に完成品のようなものを作っている子など様々な子どもがいます。そのような中で、「自分もあれを超えるものをつくろう!」だったり、「あの子に負けたくない!」といった感情がやる気につながっていました。
発表会が近いため、少しだけ焦りがありましたが前回以上の作業スピードで熱心に取り組んでいました。
最終的に完成した子、あと一歩で完成という子それぞれいましたが、全員スケッチブックに最初に描いてくれたアイデアが実際にかたちになっていて感動しました!
次回8月27日、第9回目の授業では発表前最後のまとめの時間です!
現時点で考えてもらったコンセプトを再確認して、最終発表に向けた準じをして頂きます!
自分たちで試行錯誤し、先生やTAたちからのアドバイスを取り入れてできた子どもたちの作品…期待が高まります。
完成が楽しみです、最後まで頑張りましょう!
東洋大学 3年 齋藤一