子ども建築塾2023年度 前期 第4回「みんなのアイデア」中間発表
6月10日(土)に行われた、前期第 4回授業の様子をお伝えします。
今回は前期「東京遊牧少年少女のいえ」中間発表でした。
子どもたち、保護者の方々、先生方、TAが、一人一人のアイデアに耳を傾けます。
子どもたちはスケッチブックをみんなに見せながらどこでどんなふうに過ごしたいのかを説明しました。
「カラフルな絵がいいですね。やりたいことが絵にはっきり表れていていいなと思いました」と柴田先生。
楽しいと思うたくさんのことが色に反映されていました。
前期では、住みたい場所を自分で決めることが課題の一つです。
「周りとの関係が分かりやすいと良い。どういう風景が見えてくるのか、風景を見ながら何をしたらいいのかという、場所性をもっと取り出すとドンドンやりやすくなるんじゃないか」とアストリッド先生。
また、発表を通して「都会に住むって何だろう」をみんなでたくさん考えました。
「都会だといろんな住み方が考えられると思うんだよ。トイレはなくても大丈夫だとか、食べる場所は近くの大好きなラーメン屋さんがあるとか。いえっていうのは今まで考えていた家では必ずしもないと思うんだよ。『もっとこういうふうに住めば都会ってもっと楽しくなるんじゃない?』そういう提案をしてほしいですね。」と伊東先生。
都市の中にあるものを使いこなすとはどういうことなのか、家にはどんなものが必要なのかを見つめ直すきっかけになりました。
さて次回からは、模型作業が徐々にはじまります。
スケッチでは想像しきれないことを立体で表現していきます。
都市での住まい方をもう一度考えながら進めましょう!
神奈川大学 4年 東野葉月