子ども建築塾2023年度 後期第4回「みんなのアイデア」中間発表
12月2日(土)に行われた、後期第4回授業の様子をお伝えします。
第4回は、後期「いただきます島」の中間発表です!
しかし、子どもたちのアイデアはまだまだまとまっていません。今日は中間発表としてグループでまとまったことを話しつつ、先生方に今悩んでいることを率直に話してみる相談会のような時間も設けることになりました。
子どもたちはグループで割り振られた食材を元に、どんなマスタープランを考えたのか、模型やスケッチブックを使って説明しました。
食材ついてきちんとリサーチしているグループが多く、島民数にあった畑の規模、家畜数、加工施設など、根拠を持ってスタディを進めています。
パイナップルステーキや牛のしぐれ煮、天ぷらうどんなど。。。それぞれの島の料理もどれも美味しそう!
まだまだ建築のかたちは見えないものの、アイデアの一部がちらほらちりばめられています。グループで進めている分、上手くまとまらず、もどかしい部分もありそうですが、子どもたちそれぞれが考えてることは発表を聞いている先生方やTA、保護者に伝わります。
式地先生から「自分がこうしたいという強い気持ちを持つと同時に友達の意見を注意深く聞くこともすごく大事。」とアドバイスがありました。どのようにコラボレーションしていくと島が豊かになるのか、太田先生が最初の授業でお話ししていた後期課題はオーケストラだということを子どもたちは再認識しました。
最後に伊東先生からは「模型は完成したものをそこのに飾るだけではない。スタディをする。模型はどんどん変えていけばいいんだよ。メチャクチャになっても構わないから。ぐしゃぐしゃでも僕らは「ああよく考えたなぁ。」っていうのはすぐわかるから。だから汚くなることを恐れずにバンバン模型でスタディしてください。」とメッセージをいただきました。
次回からは、本格的に模型制作がはじまります。
先生方からいただいたアドバイスを元に、模型をつかってたくさんグループで話し合いながら、最高の料理を最高のロケーションで食べる「いただきます島」をつくっていきましょう!
スタッフ 庄子利佳