子ども建築塾2023年度 後期第9回 いただきます島 開店準備!

2024年04月26日

2月24日(土)に行われた、第9回の授業の様子をお伝えします。

後期の子ども建築塾も残すはあと1回、発表前最後の授業です!
第9回は、前回まで行われていた模型作業ではなく、プレゼンテーション用の資料の作成でした。

太田先生からの本日の趣旨が説明されていましたが、プレゼンボードの目処がついたら模型作業もして良いと聞き、子どもたちは速く作業に取り掛かりたいという気持ちがあふれ、ソワソワしているようでした!

それぞれ子どもたちが考えてきた発表で使いたいスケッチを見せ合い、発表の方向性を決めていきます。

模型作業の時は子どもたちのやりたいことが合わないときもあったけれど、長く同じ島をつくっていく過程で、みんなの気持ちは段々と通じ合ってきたのかスムーズに進めることができました!

プレゼンボードの中でどのように自分たちの島の魅力を伝えられるのかを一生懸命考えました。今まで描いてきたスケッチブックも参考にしていると、最初の頃のスケッチがでてきたり、今とは全く違う配置が出てきたりなど懐かしい思い出も発掘されました!

授業の途中では、回ってきた用紙に自分たちの島の希望する位置を書き込んでいきます。

プレゼンボードに載せる言葉もグループみんなで考え、自分たちの島はこれが魅力だ!!と伝えられるようなタイトルやキャッチコピーが出揃いました。

子どもたちは様々な色を使いカラフルに仕上げていきますが、アストリットさんから「黄色は遠くから見えないよ。後ろの人に見せるための工夫も大事だよ!」と子どもたちに教えてくれました。今までつくってきた自分たちの「いただきます島」を相手に伝えなければなりません!相手のことを考えて何かをする、伝えるということはとても重要です。後期まち課題は、オーケストラのように一人では決してつくることのできないのです。友達と意見を交わしながら、これまでつくってきました。それを経験している子どもたちはきっと感じてくれたと思います!

作業はあっという間に進み気づけば授業終了の時間となっていました。子どもたちやTAが一致団結して進めていく姿は、とても楽しそうに感じました!

次回は、みんなで作り上げてきた「いただきます島」を発表する時間です!
みんなに自分たちの思いが伝えられるよう、最後まで一生懸命頑張りましょう!

日本大学3年 下薗竜馬