子ども建築塾2023年度 後期第10回 いただきます島 発表会(後半クラス)

2024年05月09日

3月9日(土)に行われた後期第10回「いただきます島」発表会(後半クラス)の様子をお届けします。

いただきます島の課題説明は、前半クラスのブログをご覧ください!

F.「黄金に輝くビュービューアイランド」 大豆・乳牛・味噌・パプリカ

【子どもたちの発表(要約)】
はじめに、配置の説明をします。丘の上に広場をつくりました。それを取り囲むように住宅、倉庫と加工場があります。丘の反対側には、大豆畑と牧場、チーズの加工場があり、その真ん中にレストランを配置することで、広場、大豆畑、牧場、様々な景色を楽しめるようにしました。タイトルは、レストランから眺めることのできる春と秋の初めに黄金に輝く大豆ばたけの景色をイメージして「黄金に輝くビュービューアイランド」としました。1つ目のビューは「美しい・素晴らしい」の意味、2つ目のビューは「景色・眺め」の意味を持ちます。

大豆が黄金に輝く季節だけではなく、四季を楽しめるように工夫しています。

レストランの名物メニューは大豆で作るグラタンです。豆乳やチーズ、味噌を使っていてパプリカが彩りです。他にも豆乳かき氷や豆乳ジュースです、甘納豆が入っています。

住宅と工場について説明します。大豆工場と倉庫は、2階に大豆を貯蔵し、1階で加工します。加工場では味噌・豆腐・醤油を作ります。住宅には4世帯が住みます。世帯ごとに好きなかたちの窓が開いています。チーズ工場はチーズのかたちを参考にしました。

【講師のコメント】
太田先生「ピンクの線が出ているのは何ですか?」

F「大豆畑と大豆の加工場を結ぶロープウェイです。」 

太田先生「ロープウェイの下から海に向かって伸びているのは道ですか?」

F「輸出するものを港に運んだり、輸入したものを倉庫に搬入するのに使います。」

太田先生「面白いなぁ、と思ったのは広場。どんなことをするの?イベントやお祭り?」

F「遊んだりもできて、レストランから見える。」

太田先生「チーズ工場のかたちは?」

F「チーズ工場だということがわかるようにチーズのかたち。」

太田先生「いろんなかたちがあって楽しいし、ランドスケープとして全体が出来ていていい。
レストランを真ん中に広場と畑、思い切って全然違うつくり方をしているのが面白いです。」

柴田先生「広場、みんなが集まる場所をつくっている都市的な考え方と、農業を中心するエリアが同居していて面白い。が、2つのエリアのつながりが、ロープウェイだけではなく、もう少しランドスケープとして考えられたら、いいのではと思いました。
渦巻き貝のような屋根のレストランの内部空間はどうなっているの?」

F「屋根の一番高いところは、グラタンを焼く窯の部分で煙突になっています。それを囲むようにドーナツ型のカウンターがあります。」

柴田先生「牛のいるところに見られるアーチ状の屋根は?」

F「放牧されている牛が休めるようにいろんな場所にあります。」

伊東先生「レストランと広場の高さの関係はどうなっているのかな?広場よりレストランが低いので、本当はつながっているように見えないのでは?広場を囲むように、住まいがあるのは面白いが、窓のかたちは、外から考えるのではなく、中のことを考えて窓を開けてもらいたい。かたちの面白さではなく、中のことを考えて「かたち」を考えてほしい。それをするためには、断面図を書くといいのではないか?」

G.「大人も子どもも楽しめる三丘島」:米・豚・菜種油・きのこ
レストランと周りの関係・レストランから見える風景、食材をいかに美味しく食べるかを考えました。

【子どもたちの発表(要約)】
タイトルにある三丘島とは、田んぼ・森林・菜の花畑、3つの景色を楽しめる丘があることから、三丘島(みつおかじま)と名付けました。

配置の説明をします。まずは船着場です。ここに倉庫があります。倉庫の前には、製油所と精米所があります。港を管理する家族の住まいも近くにあります。(奥には、)屠殺場があり、その周りで豚を放牧しています。豚舎や、養豚場を管理している家族の住まいもあります。船着場を右側に進んでいくとレストランがあります。レストランは丘の上にあって、田んぼ・森林・菜の花畑の眺望を楽しめます。僕たちの島の最高の料理は「島の恵ライスバーガー」です。ライスバーガーは島で取れた最高のお米を新鮮な菜種油でカリッと揚げました。レタスとチーズは輸入しますが、マッシュルームは島で採れたしっかりとしたマッシュルームです。島で採れた元気な豚の肉を醤油で味付けします。

屠殺場は暗いイメージにしたくないので、明るい色にして、風通しかいいように上に隙間をつくりました。豚舎、泥プールなど、食べられてしまう豚にも幸せでいてもらえるように工夫しました。レストランからは3つのデッキが伸びていて、菜の花畑と海を、田んぼ、森林を見ながら食べれるデッキになっています。デッキにはスロープをつけて、車いすの人もベビーカーの人もいろんな人が楽しめるレストランにしました。レストランの屋根には、芝生の遊び場があって、料理の待ち時間や食事後、子どもたちは外で遊ぶこともできるので、大人の人たちもゆっくり食事や会話を楽しめます。

【講師のコメント】
アストリッド先生「本当によく考えてつくられている。レストランの屋根がほとんどをガラス張りなのだけど、そうすると、全てが明るくて、せっかくの美しい屋根のかたちが見えなくなってしまうので、そんなにガラスにしなくてもいい」。

伊東先生「屋根がガラスばりというのは暑くてしょうがない。3つに分かれているのは面白いけれど、そんなにはっきりわかれなくてもいいのでは。全体的に、中のことを考えながら、説明してくれたのはとてもいい。」

式地「住まいが分散していて、それぞれの生業や暮らしを考えながらしっかりと考えられているのが面白い。関心しました」

柴田先生「森はもう少し木があると、はっきり3分割している印象を和らげられたかも。」

太田先生「豚の幸せ、というのをしっかり考えたのが面白い。お腹が空くプレゼンテーションでした。」

H.「〜グルメを求め、ぐるっと回る!〜グるっ島」 小麦・魚・塩・きのこ
島の食材である小麦・魚・塩ときのこを、島を巡りながら採集して、最後にレストランで調理して食べるという島の提案です。

【子どもたちの発表(要約)】
グルっ島では、島で収穫した小麦を打った、「MYう〜どん」。島で採取したきのこを揚げた、「MYたけの天ぷら」。うどんの出汁は、漁港で水揚げされたカツヲを使った「う〜MYかつをぶしのだし」。など、自分で島を歩いてえたからこそ最高に「う〜MY」メニューを提供します。

レストランは、島の真ん中の(くびれの)部分につくって、太陽の動きを見えるようにデザインしました。なぜかと言うと、網のような構造体に、太陽の光が当たって、できる影や色ガラスを通した光がきれいなのではないかと思ったからです。

梁をつたって、屋根の上にのぼり、食事をすることもできます。

塩田の蒸留水を溜めて、溜池の景観をつくり、小麦畑の水やりに利用します。近くには、スタンプラリーの中間点でもあるので、海の家のような休憩所をつくりました。

丘の上には広場でもあり、きのこ狩りも楽しめる場所があります。それを取り囲むように、2枚の葉っぱを合わせたようなかたちの家を配置しました。家は、丘を下るような断面で、海に向かって窓をあけるので、リフレッシュすることができます。

漁港は、波のかたちをイメージした景観をつくります。ここで水揚げした魚がうどんの味を決めます。

【講師のコメント】
太田先生「模型の緑が少ない?図面では、家の周りも緑がある?」

H「緑一面にしたいとは思いますが、広場は観光客の人も入れる場所なので、緑ではなく、家の間の斜面に木が生えていて、プライバシーを守っているイメージです。」

柴田先生「欠席が多くて、入れ替わり立ち替わり、一人で作業する時間もあったけれど、考えたことを、上手に伝達して、しっかりリレーをつないだと言う印象があります。
スタンプラリーがポイントとのことですが、「何があるかわからない」「見えないところを探し当てる」スタンプラリーの面白さを考えると見晴らしが良すぎませんか?」

H「丘の上の広場の見晴らしの良さが、スタンプラリーの面白さを損なうとは思っていなかったです。スタンプラリーのコースは特に設定していなくて、自由にぐるっと回ってもらいたいのですが、「いただきます」をスタンプラリーのゴールにしたい。」

柴田先生「グルメの『グるっと』と、ぐるっと回るの『グるっと』をかけているタイトルですが、具体的に建築で工夫したところはありますか?」

H「建築で物理的にぐるっとしたところはありません。」

アストリッド先生「いろいろ面白いかたち、1つ1つのアイデアはとても素晴らしい。
ドームの構造体をのぼって、うどんを食べる、すごくアクロバティックなうどんになりますね。ステンドグラスのような色ガラスを通した光が床に映る、とても素敵なアイデア。もっと大きくしっかりつくったらよかったのではと思います。雨の日や風の日もあるので、少し守られた空間があった方がいいのではないでしょうか?住宅も、面白いのだけれど、どうやってここに住むのか、と言うのを考えた方がいいのでは?上から見たら面白いかたちだけれど、小さくなってそこに入ったら、壁・壁・壁で何もない。ではなくて、窓を海に向かってあけたらいいのではないかな。波波の屋根もいいのだけれど、スケールが大きすぎない?ちょっと天井が高すぎるのでは?」

伊東先生「レストランは、フレームだけ。雨が入ってくるの?」

H「ステンドグラスの下は雨が入らないので、ガラスを伝う雨粒にかこまれたいと考えました。」

伊東先生「屋根の上にのぼるなら、もっと一本一本の構造体を幅広くして交わるものとして考えたら、いいのでは?あるいはガラスのドームだとしても、バックミンスター・フラーのつくったアクリルドームのように、光が当たるとコンピューター制御でブラインドがしまるようにもできる。そうしたら、ステンドグラスの様子的なレストランになると思う。レストランのスケール感はすごくいい。一方で、漁港はあまりに高い。倒れかけているのは、高すぎる。住宅もせっかく面白そうなんだから、中のことをしっかり考えてほしい。」

I.「うずまき島〜食べ歩きまつりでつながる〜」 米・肉牛・砂糖・きゅうり
渦巻のかたちをモチーフにしたレストランを中心に、くねくねと曲がった道が、全体に広がっている島を、食べ歩きをしながら島を堪能する、という提案です。

【子どもたちの発表(要約)】
この島には渦巻がたくさんあります。例えば、サトウキビ畑、レストラン、テラスまで「渦巻」のモチーフが繋がっていきます。

私たちの島の食材は、米・肉牛・砂糖・きゅうりです。丘の斜面の南側には田んぼが広がります。一方、平坦な北側には牧場があり、牛肉の加工工場もあります。

島のくびれの西側にサトウキビ畑があり、牧場とレストランの間では、きゅうりを栽培しています。

レストランのメニューは、肉巻きおにぎり、サトウキビジューズ、きゅうりの塩揉み串とわたあめ、です。食べ歩きながら、島を巡れるようにお祭り風の串に刺しています。

食べる場所は、レストランの2階に置いてある椅子とかベンチです。外からも食べ歩いている人が見えます。

【講師のコメント】
式地:丘の上の建物の説明は?

I:住宅です。

式地:「ずいぶん、ここにくるまで議論を重ねて、紆余曲折があったと思いますが、「うずまき」に至るまでの過程を教えてください。」

I:「最初、「食べ歩きでつながる」と言うことで、レストランをバラバラに分散させていて、そのレストランをつなげるアイデアについて考えていったことで、「渦巻」の流れに注目した。」

アストリッド先生「思い切って、カラフルにかたちをつくろう!と言う勢いがよかった。ダイナミックで楽しくなっている。見にいきたくなるけれど、よく見ると1つ1つが閉鎖的。窓がない、けれどどうやって海を見るの? そこで住む、仕事をする、、時間がなかったこともあるけれど、スケール感ももう少し考えた方がいいかもしれない。島全体を作り込んだけれど、もう少し余裕があってもいいかも。」

伊東先生「圧倒的にいいのは、レストラン。タイトルが一番表しているのがレストラン。レストランのぐるぐるした混沌とした感じが島全体を覆っていたらよかった。」

太田先生「白いドーナツの屋根が、ちょうどいい。」

柴田先生「レストランのカーテンの部分の説明。食べ歩き、串刺しの食品を食べる、いろんな屋台ののれんを開けるようなイメージで、カーテンを設置したという思いがあったような覚えがあります。窓は、貼るのではなく、穴を開けないと空間が見えてこないですよ。」

J.「広がるほなみ」 小麦・鶏肉+卵・醤油・バジル
Jグループは、模型の内部までよく作り込んでいるので、ぜひご覧ください。

【子どもたちの発表(要約)】
大きな小麦畑の金色の穂波をイメージしたタイトルです。

この島の産物は、小麦・鶏肉+卵・醤油・バジルで、おすすめメニューはテリヤキチキンピザ・ビスマルク風。最後に卵を落として完成です。

配置は、丘の部分が小麦畑になっています。平地側の小麦畑に面した部分がレストランで、海に沿って、東側に醤油工場、西側に住まいがあります。小麦畑の東側には小麦工場があります。

レストランの屋根は、葉っぱのようなかたちがたくさん重なっていて、穂波をイメージしています。レストランの柱が小麦の穂の部分、屋根は粒の部分をモチーフにしています。屋根は、高低差があって、麦穂が頭上を垂れ下がったような空間が広がっています。

レストランの内部の家具も、いろんなかたちをしています。

仕事帰りに島の友人同士が、一緒にいろんなかたちのピザを食べます。

住宅は、海を見られるようになっていて集合住宅のようにみんなで共有するスペースです。

港は、レストランの東側の海に突き出した、コーン状の建物が並ぶ場所です。コーンはガラス張りになっていて、人が休憩したり、船がつくのを待っていたりするスペースになっています。コーンの上には光が点灯し、灯台の役割も担っています。

【講師のコメント】
伊東先生「南側に全部を寄せたのは、大胆な案だと思いますが、少し寄せすぎ。レストランを小麦畑側に少し寄せて、住宅との間に距離をとった方がいいのではないかと思います。葉っぱのかたちのレストランは面白いのだけど、実際につくるのは難しい。重なり合うと大変だよ。」

アストリッド先生「葉っぱの屋根つくりにくいのは確かだけれど、やっぱりこの屋根がいいよね。だからあきらめずにつくってほしい。レストランと、醤油工場の屋根が繋がっている、その背景に実際の小麦畑が広がる、と言うのがとてもいい。住まいはどうなっているの?
小麦工場がポツンと、海の方に向かっているのもいい。リゾートだね。」

柴田先生「麦穂のような構造のルールがあったら教えて?」

J「特にないです。」

柴田先生「何か、つくってみて感じたことは?」

J「住宅が詰まっているので、もう少し余裕があるとよかったと思います。」

柴田先生「つくる勢いと、第三者的な視点で、葉っぱの大きさや枚数、柱の間隔などを検討できるとより説得力が増すのでは?夕焼けのドローイングは素敵。」

式地「最初、小さな葉っぱ型のパラソルが通いた、テーブルやベンチのイメージがあって、それを配置していく上で、今のアイデアに繋がったと記憶しています。その話があると、みんなが実は身体感覚で空間のことを考えていたことが伝わると思います。それと穂波が鬱蒼としすぎて、せっかくの素敵な空間見えない、風通しの良さが伝わらないのが残念。ぜひ、穂波をそっとかき分けて内部を見ていただきたいです。」

オーディエンス賞:G「大人も子どもも楽しめる三丘島」
「もうちょっとできた。完璧にしたもので、賞をとりたかったが、嬉しいです。」「レストランに時間をかけ過ぎてしまった。他の部分もしっかり議論したかった。」

講師賞:J「広がるほなみ」
はじめのスケッチから初志貫徹、素晴らしい建築の提案に繋げた努力を評価します。

「途中で意見がぶつかったこともあったけれど、「黄金の穂波」を追い求めて完成できた。」「それぞれ、得意な分野で活躍できた。テーブルやベンチのかたちなどこだわってよかった。」

伊東賞:I「うずまき島〜食べ歩きまつりでつながる
迷ったけれどIチーム。真ん中のレストランには「新しい建築をつくる」可能性を感じた。わかったことをやるのではなくて、わからないことにチャレンジしてほしい。講師のみんなも、自分でも考えてみたくなる。その可能性を評価しました。

「選ばれて嬉しい。自分が担当したところで不十分なところはあったけれど、“可能性”と言ってもらえて嬉しかった。」「全部できて、賞をもらえたら、もっと嬉しかった。」

【総評】
式地:「この半年、3〜4名のグループで1つのプロジェクトを成し遂げるということは本当に難しく、険しい道のりでした。やり遂げた子どもたちを、ご家庭でもぜひ、ギュッと評価してあげてください。この対話・協働・共創は、まさに年齢も性別、個性・性格の違う子どもたちが対等に向かいあう民主主義の場であったと感じています。強いリーダーシップがなくても、大きな声だけを拾うのでなく、小さな声にも耳を傾け、時には言葉にならない絵や模型の表現を読み取る。この体験は、みんなのこれからにとって役に立つに違いありません。自信を持って、これからも頑張ってください。」

アストリッド先生:「“もっとこうしたら、よかった。もっと時間があったらいいのに。” そういう想いはあると思うけれど、これで建築は終わりではありません。日々の生活の中で、もっとこうしたら楽しい、気持ちがいい、をあきらめず、カラフルで素敵な場所をつくってほしい。これからも頑張ってください。」

柴田先生:「前期は、個人課題である「東京遊牧少年少女のいえ」、いえの課題。後期は、みんなで考える「いただきます島」、まちの課題。自分の考えていることをイメージして表現する前期とみんなで議論しながらプロジェクトをまとめ上げる後期では、それぞれ感じること思うことが違うと思います。前期がやりやすかった人もいれば、後期の方が楽しかった人もいる。それはそれぞれの個性や興味が違うし、たまたまのタイミングの問題かもしれない。でも、どちらも大切な体験なので、これからの糧にしてステップアップしてほしい。」

太田先生:「命をいただく、と言うこと、食べていくと言うことをちゃんと考えてくれた。屠殺場の問題もありますが、“いただく”と言うことのありがたさを感じてもらえたと思います。
後期の課題は、建物だけではなく、畑や道の配置などランドスケープ全体で考えることが大切でした。その意味で、Fグループのランドスケープは見応えがありましたし、Gグループの鰹節をつくって、塩田の蒸留水を灌漑用水にするなどのプロセスが考えられたのはよかったです。
後期はオーケストラ、と言ってきましたが、個々の演奏が合わさって見事な合奏になっていたと思います。」

伊東先生:「“チームでやる”と言うことは本当に難しい。一人でやった方が上手くいったのに、と思っている人もいるでしょう。だけど、“議論する”と言うことが大切です。自分と同じとか、違うと言うことが重要なのではなくて、自分と違う意見を聞いた時が、自分が“変われる”チャンスなのです。それがチームでやる時に大切で、面白いところです。
アストリッド先生の影響もあるけれど、カラフルで楽しい、と言うことも大切にしてほしいと思っています。」

課題に一生懸命取り組んだ子どもたち、そして一緒に伴走してくれたTAのみなさん、1年間お疲れ様でした!

講師 式地香織