子ども建築塾 後期5回「まちの建築 中間発表会」
皆様、こんにちは。昨年12月21日、恵比寿スタジオにて後期5回目の子ども建築塾の授業が行われました。
今回は、これまでの4回の授業のまとめとなる中間発表会を行いました。「木」「水」「坂」「人・おばけ」「生きもの」のグループごとに前へ出て、子どもたちがスケッチブックに描いた絵を見せながら、「まちの建築」の発表を行いました。講師の伊東豊雄先生、村松伸先生の他、助手の田口純子さんや柴田淑子さんにも講評していただきました。つなぎ合わせた大きな絵を使って発表する子、何枚も描いたスケッチのページをめくりながら発表する子、各々の発表の仕方がありました。
途中段階のため、現時点では案があまり固まっていない中、みんな自分の作品を伝えようとがんばっている姿が印象的でした。今回は中間発表ということで、ご家族の方がたくさん見に来てくださいました。家族の前で発表するのは、やはり少し照れるみたいですね。
子どもたちの発表が終わったあと、
伊東先生からは「建築も木も水も人間も、環境の一部と考えよう。」
村松先生からは「もっと周りのモノと仲良くする方法を考えよう。」
とアドバイスをいただきました。
どちらも、「まち」の授業の課題「○○とともに~する」につながることですね。今回の中間発表会では、子どもたちが今後制作していく中でヒントとなる言葉がたくさんあったと思います。わたしたちTAも、子どもたちと一緒に恵比寿のまちと仲良くなる方法を考えていきたいと思います。
この日は冬休み前の最後の授業ということもあり、中間発表が終わった後、クリスマス会を行いました!緊張がほどけてほっとしたのか、子どもたちには笑顔が戻っていました。お菓子やジュースを片手に、友達同士楽しい時間を過ごせたようです。
次回は年明けに、栃木のまち探検に行きます。年末年始は家族や友達とゆっくり過ごして、元気な姿で再び会えることを楽しみにしています。そして、後半の授業もがんばっていきましょう!
明治大学理工学部建築学科3年 籾山恵