子ども建築塾2018年度 後期第2回「どんなまちにするか、話し合おう!」
みなさん、こんにちは。
2018年10月20日に行われた子ども建築塾 後期第2回の授業の様子をお伝えします。
今回の授業は、前回の敷地調査や特別授業「水辺のまち見学」の感想を話し合うことから始まりました。
敷地が印刷された模造紙に、宿題で書いてきた感想のメモを貼っていきます。
子どもたちは、話し合いによって敷地見学を振り返り、さらに思いついたことを模造紙に直接書き込みました。
各グループの敷地には異なる特徴があり、敷地が細長いので渋谷川に面している部分が多い敷地、全グループと接している敷地など様々です。
次にテーマの検討を行いました。
「船着き場」、「旅館」、「図書館」などのテーマが描かれた表を見ながら1人1つのテーマを選び、グループ内での担当敷地を決めました。
昨年までは、グループごとにテーマが決まっていたのですが、今年度は初めての試みで子どもたちが自由にテーマを選びます。
テーマが決まっても具体的なアイデアを出すことが難しい子には、「子どもだけの」、「ぽかぽか」、「夕日のきれいな」などの言葉が書かれているアイデアBOXからランダムに単語を選び、そこから発想を広げていきました。
テーマと担当の敷地を決めたことで、グループ単位でのまちが見えてきました。
授業の間で、模型の点景用の写真撮影も行いました。子どもたちもTAもテーマにあった個性豊かなポーズをとるため、この点景が今後模型をどう彩っていくのか楽しみです。
次回は、中間発表に向けて1/40の敷地模型に練習模型をつくります。
グループごとの雰囲気が良いので、このまま仲良く楽しんで模型づくりやスケッチに取り組んでもらいたいです。
首都大学東京 2年 飯田杏珠