塾生講座 顔合わせ・課題説明
6月27日、今回は集まれる人で集まろう!ということで、講師と塾生が初めて直接の顔合わせを恵比寿のスタジオで行いました!
zoomでのオンライン会議にも慣れ始め、zoomも悪いことばかりではないな、と思っていましたが、実際に顔を合わせてみんなでタイムラグなく感情や情報を共有できることの楽しさを(私はzoomでの参加だったので)画面越しにもどかしい気持ちで眺めていました。
今回は、コロナの影響で先送りになっていた塾生講座の課題が発表されました。発表された課題は、広島県尾道市の島・生口島再生プロジェクトです。伊東塾長からの課題説明を受け、講師、塾生、また神奈川大学、関東学院大学の学生さんと情報を共有し一歩前進しました!
生口島は瀬戸内海に浮かぶ島です。瀬戸田レモンの生産が盛んで、国内レモンの3割を生口島で生産しています。島の眺望は美しく、自然豊かな場所だそうです。
生口島には平成10年に開園し、今ではほとんど利用されていないシトラスパークが存在します。シトラスパークの敷地は13haと大変広く、また、現在は閉園となってしまった3つの公共施設が存在します。
これらの施設は改修すれば即利用可能であることを踏まえて、広島・神戸・大阪のような近くの都市に住む人が年に2、3ヵ月滞在し、自給自足できるような場所「シェアハウス・シェアオフィスの可能性」を考えようと伊東塾長から提案がありました。
また、伊東塾長のお話に応えるようなかたちで、シェアハウス・シェアオフィスをつくる上で塾生がどのような場をつくりたいのかをそれぞれ発表しました。
コロナ禍で感じたこと、自分だったらどのような場にしたいのか。。。
公園ではない子どもと遊べるような場、農業体験のできるような場、行けば元気になるような場、あえてここに来たいと思わせるような場など、各々からコメントがありました。
コロナパンデミックによって仕事や授業のあり方が大きく変わり、自宅で過ごす時間・その過ごし方について考える時間が増えました。また、仕事についてはオフィスワークから在宅ワーク、リモートワークへ移行する動きも見られています。そのような中で、年齢・職・住む場所もバラバラな講師と塾生の方々とどのようにこのシェアハウス・シェアオフィスを考えていくのか、また活動を通じて、この生口島のような2拠点居住という新しい生活居住についてどのように提示できるのか。。。
私も一塾生として、地方で暮らす学生という視点から模索していきたいと思います!
塾生 木内環