子ども建築塾 2018年度 前期第3回「動物と一緒にくらす様子」をつくってみよう!

2018年08月20日

みなさん、こんにちは。2018年5月12日に行われた子ども建築塾前期第3回の授業の様子をお伝えします。

今回の授業では、「動物と一緒にくらす様子」のスタディ模型制作を行いました。最初の10分間で、TAが事前の模擬授業で制作した部分模型をグループ毎に子どもたちに紹介しました。子どもたちは、TAが制作した部分模型の見本を見ることで、スケール感をつかみ、どのようにスタディ模型をつくっていけば良いのか、ヒントを得たようです。

その後、前回の授業に引き続き、子どもたちそれぞれがTAと一緒に部分スタディ模型をつくりました。子どもたちは、寝る、学ぶ、食べる、遊ぶの中から、キーワードをひとつにしぼり、人と動物とが一緒にくらす様子を考えます。人と動物とが一緒に寝る様子、一緒に勉強する様子、一緒に食事をする様子、一緒に遊ぶ様子、子どもたち一人一人が、動物と一緒にくらすための空間を、自由な発想で考え、スタディ模型で表現していきます。

空間というのは、かっちりとした屋根と壁がなくても、存在します。先生にもアドバイスをいただきながら、部分的なスタディ模型をつくっていきます。人や動物の点景も利用し、スケール感が合っているかも適宜確認します。

今回の課題は、グループ毎に動物が決まっています。動物によって、住んでいる地域、食べるもの、からだの大きさ、寝るときの姿勢など条件が異なるため、グループによって考え方が異なっていきます。私たちCグループのラクダは、他の動物に比べ、からだが大きく、人とのサイズの差が大きい動物です。そのため、例えば一緒に食事をする空間を考える場合でも、人に食卓の大きさを合わせるとラクダには小さく、ラクダに合わせると、人には大きすぎるということになります。どのようにしたら、ラクダと一緒に食事を楽しむことができるのか考えていきます。なかなか具体的なアイデアが思いつかない子もTAと一緒に模型材料を使い、手を動かし、考えていました。

たまに他のグループに目を向けてみると、隣のグループでは、違う動物とくらす様子について考えているので、グループによって方向性が全く異なり、非常に面白いです。

次回は、また新しいスタディ模型をつくるので、0からのスタートになります。寝る、学ぶ、食べる、遊ぶの中から、今回選んだもの以外の別のキーワードを選び、同じように人と一緒にくらす様子を考え、部分スタディ模型をつくっていきます。
中間発表も近づいているので、次回以降も子どもともっと仲良くなり、子どもたちにも楽しんで取り組んでもらいたいと思います。

首都大学東京 2年 関 美菜子