子ども建築塾2019年度 後期第6回「本番模型制作①」

2020年03月10日

皆さま、こんにちは。
2019年12月14日に行われた後期第6回の授業の様子をお伝えします。

第6回の授業では、まずはじめの1時間でスケッチを描き、次の1時間で本番模型制作にとりかかりました。
最初のスケッチを描く作業では、中間発表で先生方からレクチャーしていただいたことをもとに進めていきました。

前回までは自分の案に集中して考えてきましたが、第6回の授業ではグループの中でお隣同士のつながりを考えながら案を固めていきました。

前期の「空とぶいえ」のときとは違い、みんなで1つものをつくる「オーケストラ」の考え方が必要なので、最初は子どもたちも戸惑っていたものの協力し合えるところを自ら見つけていました。

またグループをまたいで向かい側の敷地を担当する子と協力しあっている様子も見受けられ、グループのみではなく通り全体で一体感が感じられる作品になりそうです。

スケッチを描いている間、グループごとに添景用の写真撮影も行いました。
ジェスチャーで伝えようとしている子どもたちの様子がとても可愛らしかったです。

授業の後半では、まだ案が固まりきってはいないものの、変化の可能性を持たせながら模型作業へと進んでいきます。
模型をつくりたくてうずうずしていた子も多かったようで、みんな模型制作に没頭していました。

材料も自ら「これあの部分に使えそう」と考えながら選んでいました。
子どもたちならではの発想に、驚かされることもしばしばありますが、どの模型にも一人ひとりの個性が詰め込まれているように感じます。

次回はスタジオ開放日です。
今回つくった模型がどんなかたちに変化していくのか楽しみです!

日本女子大学3年 秋間留奈