子ども建築塾2021年度 前期 第6回「つくりながら、描きながら、考える②」
みなさん、こんにちは!
7月31日(土)の子ども建築塾の授業の様子をお伝えします。
今回から模型作業ということもあり、楽しみにしてきた子どもたちが多かったようです。
身の回りから模型に使えそうな材料を持ってきてくれた子もいました!
前回まで自分が描いてきたスケッチを元に、立体的にかたちにしていく上で、スケッチ同様に「自分が一番大切にしている部分」をしっかり表現できるよう、講師の先生方やTAも子どもたちと一緒になって考えながら作業しました。
「水に浮かぶいえ」というテーマということもあって、周辺の水のような簡易的な模型を用いて、水に対してどのように接しているのかをイメージしながら進めたので、手も動かしながら頭もフル回転でした。
模型をつくりながら、人の点景を入れてみて空間のイメージをしていく中で、
「ここはもうすこし天井を高くしようかな」
「模型失敗しちゃったけど、こっちのほうがいいかも!」
といった、スケッチ段階では得られなかった発見がたくさんありました!
立体的にかたちをつくることで、断面(立面)と平面の違いを掴み、さらに表現の手法が広がったことと思います。
今後も怪我に気をつけながら、楽しく模型作業を進めていきましょう!
日本大学大学院 修士1年 上野瑞樹