［福岡］伊東子ども建築塾 第8回授業　本番模型制作②

7月22日(土)に行われた第8回の授業の様子をお伝えします！

今回の授業では、前回の授業でおおよそ固まった案を元に第10回の最終発表会に向けての模型制作を行いました！

子どもたちの中には模型をつくることが好きという子が多く、模型制作の時間はいきいきとしていて、今までのエスキスの時間とはまた違った雰囲気でした。

前回の授業から模型をつくりはじめた子どもたちもいれば、今回の授業ではじめて模型をつくりはじめた子もいて進み具合はそれぞれバラバラです。

先に模型制作に入った子どもたちは少し慣れている様子でしたが、今回はじめて模型制作に入った子どもたちは、模型材料は小学校の授業では使わないようなものばかりなので、最初はこれをどうやって使うのかという戸惑いなどがありました。カッターナイフの使い方などを教わりながら、講師やTAたちと一緒になって模型制作を進めていきました。

スポンジに溶かしたろうをつけ、固めて、氷を表現しようとしている子や、球のかたちをしたガラスをつくるためにプラ板を温めて一生懸命曲げている子どもたちもいて、さまざまな方法でつくりたいかたちを表現していました。

例えば、木を表現する際に、ただ単に植栽を使うのではなく、画用紙を使って表現してみたり、スポンジを使って落ち葉を表現したりとさまざまな表現の仕方がありました。子どもたちの工夫が凝らされた模型を見るととても楽しく、完成するのが待ち遠しいです。

今回の授業で模型が出来上がらなかった子どもたちは次回の第9回の授業前に予備の日があり、そこで模型を完成させるというような予定になっています。そこで模型が完成できるように頑張っていきましょう。

次の授業でプレゼンボードを制作し、その次の授業ではいよいよ最終発表会になります。子どもたちのやりたいことがしっかりとプレゼンボードや模型などで表現できるようにみんなで頑張っていきましょう！

福岡大学　3年　野見山隼任