子ども建築塾2021年度 前期 第8回「つくりながら、描きながら、考える④」
みなさん、こんにちは。
10月2日(土)に行われた、第8回授業の様子をお伝えします。
今回は、約2か月ぶりのスタジオでの授業となりました。
これまでの作業について子どもたちと再確認しながら、最終発表に向けて模型制作を行いました。
授業のはじめに、「水に浮かぶいえ」のテーマやコンセプトについて、自宅で考えてきたことをグループごとに共有しました。
水の動きのイメージから空間をつくっている子や、水から発想したモチーフを基に空間をつくっている子など、それぞれの個性が表れていました。
たくさんのスケッチと模型で、みんなが思い描くストーリーをどのように表現できるかがプレゼンの鍵となりそうです。
柴田先生からは、それぞれの「水に浮かぶいえ」のまわりにはどのような情景が広がっているのか考えてみようというお話があり、具体的な水辺の写真をみながらイメージを膨らませました。
模型のつくり方が分かってきたようで、様々な道具を慣れた手つきで使いこなしていました。ひとりで黙々と手を動かしたり、TAや先生方と一緒に悩みながら作業したりしている姿が見られました。
また、模型の仮写真を撮り、スケールや内部空間の広がりなどについて、新たな視点で考えることができたと思います。
進捗に個人差はみられますが、子どもたちが表現したいことを突きつめられるよう、私たちTAも全力でサポートしていきたいと思います。
次回は、模型を完成させ、プレゼンの準備に入ります。
前期もあと少しとなりましたが、頑張っていきましょう!
東京都立大学3年 矢作花奈