[福岡]伊東子ども建築塾 第4回授業 イメージしてみよう②
5月27日(土)に行われた第4回授業の様子をお伝えします。
5月最後の週末で、運動会後に授業に参加した子も数名いる日でした。
今回の授業では、「当たり前を疑うのが建築家の仕事である」と題して、講師である大庭早子先生のレクチャーからスタートしました。
大庭先生がブラジルで生活されていた時の写真をもとに、当時の様子や、当たり前の使われ方をしないことでより豊かになる事例を交えてお話ししてくださいました。
続いて、前回まで考えた「動物と暮らすいえ」がどのような場所にあるのか、どんな環境の中で生活するのかを、言葉やラフなスケッチで表現しました。ぼんやりと頭の中にあったイメージが、時間帯や、場所、季節などを考えることによってより具体的になってきています。
次は、自分が選んだ動物と一緒に何がしたいのかを改めて考えました。漠然とした、遊びたい、ご飯食べたいなどの想像を、講師の方のアドバイスを聞きながらもっと細かく具体的に言葉で書き出しました。
自分がやりたいことを明確化し、一言で発表することで、別々に考えていた環境と、やりたいことが一つの建築として鮮明に浮かび上がってきます。先生方からいただいたアドバイスや周りの友達の意見を踏まえて、自分の思い描く「動物と暮らすいえ」が建築として徐々にかたちになりつつあります。
次回は、中間発表前の最後の授業なので、発表に向けスケッチや模型制作にはいります。自分の考えをかたちにできるように、時間いっぱい頑張りましょう!
九州産業大学 4年 山口宗真