[福岡]伊東子ども建築塾 第5回授業 つくりながら、描きながら、考える

2023年07月19日

6月10日(土)に行われた、第5回授業の様子をお伝えします。
第5回授業は、中間発表に向け建築を考えていきます!

はじめに各グループに先生方が加わり、第1回授業から積み重ねてきたアイデアを整理し、作品のタイトルを考えました。

先生から「自身のつくった作品のコンセプトと内容が分かるようなタイトルを付けよう!」とアドバイスをいただき、タイトルを決めるのに苦戦する子どもたちもちらほら。

しかし、タイトルが決まるとアイデアの方向性が具体的になり、子どもたちの手が動くようになりました。

次に、動物と一緒に暮らすこととコンセプトを意識しながら「建築」を考えました。

これまでは、動物と一緒にどのように暮らし、どのような活動を行うかを重点的に考えていました。今回は、その考えた内容を動物の特徴を捉えながら建築に落とし込むことを行いました。建築を考える際に、一つの指標となるタイトルを中心に考え、動物と子どもたちがしたいことやどんな暮らしが良いのか想像を膨らませていきます。

TAと一緒に考えながらスケッチをし、これまでのアイデアを整理して建築にして行きました。アイデアを建築に落とし込むことができた子どもたちは、スケッチからイメージ模型の制作に入りました。スケッチと模型をつくっていく過程で新たな発見やアイデアが湧くこともあり、本日のテーマであった「つくりながら、描きながら、考える」ということをより一層感じることができたと思います。

模型のつくり方のアドバイスやスケッチから模型にするのに、構造的に必要な部材など先生やTAからアドバイスをもらいながら制作しました。

 

子どもたちがスケッチを参考に模型制作をする中で、スケール感を意識できるように、人と動物の点景をつかってスケール感の理解を深めました。

次回はいよいよ中間発表になります。
これまで考えてきた「動物と一緒に暮らすいえ」の楽しさや良さをスケッチや模型を使って上手に伝えれるように、みんなで頑張っていきましょう!

近畿大学 4年 吾郷直哉 / 九州産業大学 4年 原仁之丞