子ども建築塾 2025年度 後期第5回 つくりながら、考える①
12月20日(土)に行われた、後期第5回授業の様子をお伝えします。
今回は、まちの平面プランをスケッチとスタディ模型をつくって考えていきました。
また、第4回の中間発表で行われた、まち全体を合わせて気づいたことの調整や隣のグループと話し合って道の通し方を決めていきました。

【授業の流れ】
・先生方からのレクチャー①
・スケッチ
・先生方からのレクチャー②
・スタディ模型
今日は授業を前半と後半に分けて進めていきました。
前半戦、まずは先生方からのレクチャーからはじまります。
前回、伊東先生から“建物の外観から考えるのではなく、テーブルや椅子から描いてみよう”というお話がありました。早速、今日のスケッチはテーブルや椅子から描きはじめます。そうすることで人がどこに集まるのか、どんな過ごし方をするかが見えてくるとのことです。
また、アストリッド先生から「自分のお店をアピールできるように、どうやったら人が立ち止まってくれるか考えよう。」「まちは楽しくなった方がいい!」とお話しいただきました。
「まち」をつくり上げるためにも自分のお店だけでなく、隣のお店やまち全体との関わり方についても同時に考えていきましょう。
早速各グループに分かれて、人や家具を描いていきます。このお店にはどんな家具が必要か、何人掛けのテーブル、椅子なのか、どこに配置したらいいか、そこを使う人や通りがかる人のことを想像しながら考えてくれました。また、隣のお店とどう関わっていくか話し合っていきました。
そうすると次第に、人の居場所やまちでの活動が見えてきました。

さらに、道がうまく繋がっていないところは「この道はこうやって通したいです」「こうしたら道が繋がるね」など、隣のグループとスケッチを見せ合いながら交渉し、進めていきました。
後半戦の前にグループごとに描いたスケッチを壁に貼って並べていきました。
改めて全体を通して見てみると、銭湯の裏側とお店の裏側が向かい合っていて、通りが少し寂しいなど新たな発見があります。

後半戦では、全体で合わせたスケッチをもとに、模型をつくってスタディしていきました。
作業が早いところでは建物のボリュームが建ち上がったり、家具を置いて考えていました。模型まで手が回らなかったグループも最後まで思考を巡らせ手を動かしていました。
先生方が何度も話していた「人の居場所や活動から考えてみる」、広場と道の関係、内と外の関係を意識するということができていたと思います。

▪TAとして感じたこと
後半戦開始時に太田先生から「壊すことを恐れないで。何回もつくっては壊すを繰り返していく。」とアドバイスがありました。これは建築以外の分野にも当てはまることだと思います。良い作品というのはたった一度のアイデアで出来上がるものではなく、何度も試行錯誤を重ねてやっと出来上がります。
普段、学校や習い事で忙しいかと思いますが、お風呂に入っている時や寝る前のちょっとした時間に少し考えてメモやスケッチを描き起こすだけでもより密度の濃いものになると思います。魅力的な提案ができるよう、次回もみんなで話し合い、つくって壊してを繰り返して“どうやって楽しいまちになるか”を考えながら進めていきましょう!
▪次回は家具を使ってスタディ
今日は今年最後の授業でした。今年1年間お疲れさまでした。
次回の授業まで1か月ほど時間が空いてしまいます。お休みの間に自分が計画するお店を見に足を運んだり、調べてみましょう。
TA 早乙女 翼