「釜石商店街のみんなの家」現場レポート vol.3
伊東豊雄建築設計事務所の高池さんからの「釜石商店街のみんなの家」現場レポート第三弾をお届けします。
今日はコンクリートブロック720個が現場に、家具材料が防災ビルにそれぞれ届けられました。
また、職人さんからコンクリートブロックのはつり方などのご指導を受けました。
コンクリートブロックについては以下の二つの作業を行います。
写真をご覧ください。赤い点線が鉄筋の入る位置です。
・端にくるブロックを半分にカットする。→必要個数:72個
・鉄筋が真ん中に通るところは穴をあける。→必要個数:360個(!!!!)
穴をあけるのはドリルは使わずにたがねとハンマーで簡単にできたのですが、なにより数が多いので大変です。
ブロックを半分にカットするのは、少し技術が要求されますが、コツを教えてもらい、なんとかできました。
怪我しないよう充分注意する必要はあります。
家具については工具類、消耗品などは一通りそろえました。
ラワン18mmはのこぎりで切るには素人にはとても大変そうでしたので、堀間組さんが細かい部材のカットまでやってくださりました。
ということで家具はなんとかなりそうな気がしてきたものの、ブロックはつりや後半の塗装の作業など、家具作り以外のボランティア作業も大変そうです。
それでは釜石にて皆さんの到着をお待ちしております。