講座B 第7・8回「建築はどのようにつくられるか|ヤオコー川越美術館」report#2

2012年09月13日

先日行われた講座B 第7・8回「建築はどのようにつくられるか|ヤオコー川越美術館」のレポートを塾生の長谷川欣則さんからお送りいただきましたので、下記にご紹介させていただきます。

ヤオコー川越美術館は、ひとつの場所から緩やかな弧によって4つの場所を生じさせた様な構成をしていました。この4つの場所は、照明計画や塗装によってそれぞれの世界観がはっきりと表現されていることにより、境界付近ではそれぞれの世界が混じり合ったり、反発し合ったりする「空間の断面」の様な場所を感じました。
建築に対する「生々しさ」はこういうところに現れてくるのだなと思った後に、三栖右嗣氏の絵画に感じた感覚と、どこか共通している様な気持ちになりました。