子ども建築塾 後期9回「まちの建築のアイデアをまとめよう!」

2015年03月03日

こんにちは。日本女子大学2年、TAの小林奈七子です。
2月14日の授業は、千駄ヶ谷を舞台に設計した「まちの建築」を発表するためのプレゼンボードづくりをしました。
3月28日には、この半年間子どもたちが取り組んできた「まちの建築」の提案や、学びの成果を報告する発表会が開催されます。恵比寿スタジオとは違う会場で、しっかりと発表ができるように、詰めの作業をみんなで頑張りましょう!
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プレゼンボードづくりを始める前に、どのような「まちの建築」を提案しようとしているか、太田先生や他のグループの子に向けて発表しました。子どもたちは、作品の題名や簡単なスケッチ、説明をふせんに書き、1/500のまちの模型に貼って、説明しました。
中間発表やエスキースを経て、他のグループの提案を知っている子もすでにいたかもしれません。しかし、この確認作業が「まちの建築」をつくるために、とっても大事なのです。
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「まちの建築」はオーケストラのようなものなのだと、太田先生からアドバイスがありました。
オーケストラはたくさんの楽器が自分のパートを担当し、それらが重なり合い、ひとつの音楽をつくりあげます。隣の楽器に合わせるように、二重奏、三重奏と重なることで、だんだんときれいなハーモーニーを奏でることができるのですね。「まちの建築」も、ひとつひとつが独立するのではなく、他との協調性があって、はじめて個々も全体もより良いものになるのかもしれません。
子どもたちは「植物」「人」「水」「まちなみ・建物」「生き物」それぞれのテーマで「〜とともにくらす」まちの建築をつくりましたが、それぞれの建築が協力しあったら、どのようなことが起こるのでしょうか。楽しみです。
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「まちの建築」の全体像を再確認した後は、プレゼンボードづくりに取りかかりました。
太田先生のお話を聞き、子どもたちは他の子が考える建築に、より一層興味を持ちはじめました。
私が担当する「植物」がテーマのAグループでも、「ぼくの建築の中にあるたくさんの木が成長するためのお水が必要だから、この貯水タンクから水を引いてもらおう!」など、早速他の子の建築とのつながりが見えてきたようでした。他の班の子同士でも、積極的に協力関係を築き、「さすが子ども建築家だなあ」と関心しました。
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作品のタイトルやキャッチコピーを考えることは、とても大変です。また、プレゼンボードをつくるために、完成した模型の写真を撮ることも、とても大事な作業です。自分が考えた「まちの建築」の良いところが伝わる写真が撮れたかな?
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今回の授業も、2時間があっという間に過ぎてしまいました。後期の授業も残すところ、あと一回。引き続き、アイデアをしっかりとまとめていきましょう。

授業の後、なんとサプライズがありました。
スタッフの古川さんから子どもたちへ、「今日は何の日でしょう〜?」との問いかけが。
そうです、今日はバレンタインです!スタッフの方々が、子どもたちのために(TAの分まで!)手作りチョコレートを準備してくださいました。とっても可愛く、みんなで美味しくいただきました。これで来週最後の授業もしっかり頑張れますね!笑
次週は発表前最後の授業です。みんなの作品の完成が、とっても楽しみです。