大三島ライフスタイル研究所 大山祗神社参道花道計画
昨年度から計画してきた「大山祗神社参道花道計画」を発展させ、参道に花を広めるために、9月16日〜18日にプランターづくりの作業を行いました。参道を明るく元気にするために、大三島の柑橘をイメージしながら、キバナコスモスを植えて「黄色の花道」をつくっていきます。
プランターはかつて島で柑橘収穫用に使われていた木箱を使用して制作しました。まずはプランターの脚を切り出し、木箱にビスで取り付けます。
次は、内側にコールタール(防虫防腐塗料)を塗っていきます。
雨が降る中での作業は少し大変でしたが、2日目が終わる頃にようやく45個のプランターが仕上がりました。
プランターが出来上がった後、畑で育てていたキバナコスモスをプランターに植え替えていきました。
最後に、参道住民の方にお声がけをして、プランターをお家の前に並べていただきました。
プランターを置いた様子
7月に畑に種をまいたキバナコスモスの成長が思った以上に早く、9月中旬の時点では、あいにく植え替えの時期が過ぎてしまっていました。適切なタイミングで剪定するなど、対応次第では秋に花を咲かせることができたようですが、今回は満開の状態で参道に置くことができませんでした。ただ、学ぶ点が多かったこと、参道住民の方が快く受け入れ協力してくださったことは今回の活動の大きな収穫となりました。参道を花道にする足掛かりになったのではないかと思います。来年はたくさんのキバナコスモスを咲かせたいと思います。
田中 裕美子