皆さま、こんにちは。
5月7日、日差しが暑く感じる中、こまめに水分を取りながら一生懸命に取り組んでくれた子どもたちと授業の様子をお伝えします。
前回の授業では、伊東先生からさまざまな素材の建築についてレクチャーを受け、「紙からどんなかたちができるか試してみよう」という作業によって発想が膨らみ始めた子どもたち。
今回の授業では、ストロー、スポンジ、石、布、段ボール、綿、マシュマロといった、自分が気になる素材をスタジオに持ってきてもらいました。
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2016年4月3日、昨年4月に鹿島出版会より出版された『石造りのように柔軟な―北イタリア山岳地帯の建築技術と生活の戦略』の著者であるトリノ工科大学准教授アンドレア・ボッコさんと、訳者である多木陽介さんをお招きし、特別講座が催されました。
今回の講座では、イタリアピエモンテ州の山村における石などの素材や建築技術、生活の技術に関する詳細な分析がなされたボッコさんの著作の紹介を通して、ローテクの建築技術をはじめとした、サスティナブルな生活づくりの思想と原理についてお話しいただき、多木さんが琢次通訳して下さいました。 > 続きを読む
みなさま、こんにちは。
2016年4月16日、待ちに待った子ども建築塾1回目の授業が始まりました。今年で子ども建築塾は6年目を迎えます。今年もどのような作品ができるのか、とても楽しみですね!
前期の授業テーマは「素材」です。紙、木、布など、世の中にはさまざま素材があります。今回の授業では、まずいろいろな素材でできた建築があることを知り、身近な素材を触りながら、実際に手を動かし、いろいろなかたちをつくります。
いろいろな素材でできた建築を見てみよう!
はじめに先生方、スタッフの紹介を行い、早速授業がスタートしました。前半では、伊東塾長よりレクチャーをしていただきました。
大三島合宿最終日となった5月3日はあいにくの薄曇りとなりましたが、日射しが和らいで過ごしやすい天気となりました。この日は参道マーケットに参加して参道付近の散策を楽しみつつ、午後の報告会で今後の動きを共有するなど合宿の締めの一日となりました。
大三島参道マーケット
島のあちこちに宿泊していた講師・塾生が集合し、グループごとに参道を自由に散策しました。
「大三島参道マーケット」は大山祇神社の参道で開催される住民主体のイベントです。かつては島の賑わいの中心地だった参道ですが、しまなみ海道の開通など、時代の流れとともに人通りも少なくなっていきました。このマーケットは年に1〜2回開催され、島のおいしいものや雑貨、工芸のお店が連なり、スタンプラリーやワークショップなども行われます。 > 続きを読む
大三島合宿2日目を迎えた5月2日の朝、前日遅くまで続いた夜塾の疲れも一気に吹き飛ぶような、清々しい晴天に恵まれました。「大三島ふるさと憩の家」の食堂でおいしい朝食をいただいた後、すぐ隣にある「岩田健母と子のミュージアム」を見学しました。
コンクリートの壁を一枚くぐると空間が一変し、円形に切り取られた自然や鳥のさえずりがさらに意識されます。素敵な彫刻作品と共に、いつもとは異なる質の時間を体感することができました。 > 続きを読む
2016年5月1日、お天気に恵まれたこの日、3日間の大三島合宿がスタートしました。JR福山駅に集合し、チームごとにレンタカーで尾道に移動します。
尾道WHARF・ONOMICHI U2
「尾道WHARF」でのランチの後、「ONOMICHI U2」を見学しました。「ONOMICHI U2」は元は港湾倉庫「県営上屋2号」として使われていた建物をリノベーションしてつくられた複合施設です。U2の意味は「ウワヤ」の「ウ」、そして「2」号からとっているそうです。レストランやショップ、カフェ、ホテルはどこも、サイクリストのことを考えられたつくりになっており、駐輪スペースは広く、スロープ完備で自転車のメンテナンスショップも併設されています。
ゴールデンウィーク中ということもあり、施設内のレストランは満席で列もできていました。瀬戸内の島々の物販スペースでお話させていただいた方は、広島市内から観光で来ているとのこと。サイクリストでなくても楽しめる、おしゃれな観光スポットとなっているようです。
2016年1月29日、恵比寿スタジオにて今年最初の会員公開講座が開かれました。今回は放送作家の他、アカデミー賞を受賞した『おくりびと』の脚本や熊本県のご当地キャラクター「くまモン」のプロデュースなど、マルチな活動を行っている小山薫堂さんに「幸せの企画術」をテーマに講演をしていただきました。
幸せの質・量を常に大切にしている小山さんが仕事をするとき、自らに問うていることとして、「その仕事は新しいか、その仕事は楽しいか、その仕事は誰かを幸せにするか」というお話から講演は始まりました。 > 続きを読む
こんにちは。今年の春からスタッフとして勤めることになりました、ジョイス・ラムと申します。初めて伊東建築塾のブログを書かせていただきます。
昨年度の塾生講座の集大成として、3月中旬に大三島ふるさと憩の家で公開発表会が行われましたが、その興奮さめやらぬ中、2016年度の講座が始まりました。2016年4月16日に行われた塾生講座の開講式の様子をお届けします。
当日は講師と塾生を合わせて50人近くの方々が恵比寿スタジオに集まり、最初にみなさん一人ずつ自己紹介をしました。講師陣は建築家から構造エンジニア、家具デザイナー、グラフィックデザイナー、ランドスケープデザイナー、無農薬野菜農家など、昨年度と比べてさらにさまざまな分野で活躍している方々がいらっしゃいます。新しくメンバーに加わった、さまざまなバックグラウンドを持つ個性的な塾生のほか、今年度も継続したいという昨年度の塾生も来てくださいました。
2016年2月27日に2015年度最後の公開講座が開かれました。今回は桝一市村酒造場、および小布施堂の代表取締役で、長野県小布施町のまちづくりに長年携わってこられた市村次夫さんを講師にお迎えし、まちづくりの在り方についてお話しいただきました。
市村さんは始めに、伊東塾長からの「楽しい地域づくり」という会員公開講座のテーマには「楽しい、地域づくり」と「楽しい地域、づくり」という二つの捉え方があり、まちづくりにはその両方の捉え方が必要であると述べました。 > 続きを読む
2015年11月7日、テキスタイルコーディネーター・デザイナーの安東陽子さんと家具デザイナーの藤江和子さんにお越しいただき、レクチャーをしていただきました。このお二人は、伊東塾長をはじめ、多くの著名建築家とも協働されています。いわば業界のトップランナーです。