塾生限定講座 開講式

2013年04月24日

こんにちは。伊東建築塾の古川です。4月も半ばを過ぎたところで、今年度の伊東建築塾が幕を開けました。

初日となった4月19日は、塾生限定講座の開講式を開催しました。平日の夜にもかかわらず、定刻の30分以上前から参加者が続々と集まりはじめ、19時を少しまわったところで開始となりました。
はじめに、塾長の伊東豊雄よりあいさつを申し上げ、伊東豊雄建築設計事務所や伊東建築塾のスタッフの紹介を行いました。

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その後、塾生講座の目的や趣旨について、伊東より説明がありました。今年度は「建築はどのようにつくられるのか」をテーマに掲げ、全18日の講座を5つのカテゴリーに分けて開催します。(詳しくは塾生限定講座のカリキュラムをご覧ください。)

続いて、年間のスケジュールを説明するなかで、今年度の新たな試みとして、年度末に塾生講座の活動記録をアーカイブとしてまとめ、報告会を行うことも発表しました。今後、各回のレポートは塾生たちが分担して執筆しますので、乞うご期待ください。

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講座に関する説明が一通り終わったところで、塾生と賛助会員の自己紹介を行いました。今年度の塾生は、建築家や建築学科の学生だけでなく、会社員、公務員、編集者の方まで、半数近くが建築の専門外の方であることに驚かされました。入塾の動機は人によって様々でしたが、東日本大震災後の建築のあり方について考えたい、という理由を挙げた塾生が多かったことも印象的でした。

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自己紹介の後は、全員で乾杯し、懇親会を行いました。ほとんどの方が初対面だったこともあり、はじめはやや緊張した雰囲気だったのですが、お酒が入ると一気に打ち解けて、和気あいあいとした雰囲気のなか、多いに盛り上がりました。こうしてあっという間に時間が過ぎ、最後は一本締めをして解散となりました。

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いよいよ今週末からレクチャーが始まります。6月からは新たに開設する恵比寿スタジオに拠点を移すことになりますが、伊東塾が“思想をつくる場所”になることを目指して、塾生たちと共に学び、議論を深めていきたいと思います。一年間の講座を通じて、私たちの建築に対する考えがどのように変化していくのか、今からとても楽しみです。