めがね椅子リフォームワークショップの2日目は、テキスタイルデザイナーの安東陽子さんを講師にお招きし、ショートレクチャーとめがね椅子用のクッションを制作しました。
はじめに、安東さんがテキスタイルデザインを通して、これまでに携わってきた作品を紹介していただきました。
レクチャー後、テーブルを囲みながら、クッションの制作手順を伝え、早速クッションのデザインに取りかかりました。
めがね椅子リフォームワークショップの2日目は、テキスタイルデザイナーの安東陽子さんを講師にお招きし、ショートレクチャーとめがね椅子用のクッションを制作しました。
はじめに、安東さんがテキスタイルデザインを通して、これまでに携わってきた作品を紹介していただきました。
レクチャー後、テーブルを囲みながら、クッションの制作手順を伝え、早速クッションのデザインに取りかかりました。
9月23日・24日の2日間、今治北高等学校大三島分校の高校生たちと、大三島公民館にある古くなった「安楽椅子」(通称:「めがね椅子」)(坂倉建築研究所デザイン、天童木工製作)をリフォームするワークショプを開催しました。この企画は、大山祇神社参道を活性化させるための提案の一つで、今治市大三島公民館の活用促進やものの大切さ、ものづくりの楽しさに触れてもらうために、昨年度の公民館チームで提案し、大三島公民館や大三島北高等学校大三島分校、島の方々にご協力いただきながら実現しました。
1日目は、家具デザイナーの藤森泰司さんと石橋亜紀さんをお招きし、めがね椅子に大洲和紙を貼るワークショップを行いました。
まずは、藤森さんのショートレクチャーから始まりました。椅子の歴史のクイズやご自身が携わってきた家具、奈良県吉野町立吉野中学校の地域産材でつくる机のプロジェクトなど、家具デザインのおもしろさ、ものづくりの楽しさについてお話しいただきました。
その後、全員で屋外の駐車場へ出て、いよいよ和紙貼りのワークショップが始まります。
今回の仕上げ材に使用したのは、愛媛県内子町にある天神産紙工場でつくられた大洲和紙です。
昨年度から計画してきた「大山祗神社参道花道計画」を発展させ、参道に花を広めるために、9月16日〜18日にプランターづくりの作業を行いました。参道を明るく元気にするために、大三島の柑橘をイメージしながら、キバナコスモスを植えて「黄色の花道」をつくっていきます。
プランターはかつて島で柑橘収穫用に使われていた木箱を使用して制作しました。まずはプランターの脚を切り出し、木箱にビスで取り付けます。
次は、内側にコールタール(防虫防腐塗料)を塗っていきます。
2016年度から始まった「大山祇神社参道の花道計画」、このゴールデンウィークに本格的にスタートしました。まずは「大三島みんなの家」の庭に花を植えることになり、2日間にわたって花の植付けワークショップを開催しました。
今回のアドバイザーとして、伊東建築塾の講師でもあるランドスケープデザイナーの山﨑誠子さんと大三島の自然を守る会の小澤潤さんからご指導をいただきながら楽しく作業を行いました。1日目は花を植えるための準備として、雑草抜き、土づくり、植える花の選定、花の植え方のプランニング、花のネームプレートづくりを行い、2日目に備えました。
▲雑草を抜き終えたら土づくり。元々の庭の土(真砂土)に腐葉土、栄養剤を混ぜてつくります。できた土は均してかたちを整えます。
▲近くのホームセンターへ。植える花を選びに行きました。
今回は丈夫で育てやすいマリーゴールド、ニチニチソウ、タルーベルグデージー、ナスタチウム、マリーゴールド、ブルーサルビア、ポーチュラカ、アズーロコンパクトを植えることになりました。
伊東建築塾が始まった同じ時期の2011年に、大三島に伊東豊雄建築ミュージアムが開館したことをきっかけに、伊東豊雄や塾生たちが島に通うようになり、大三島みんなの家の改修や農業のイベントなど、さまざまな活性化の活動を行ってきました。たくさんの小さなプロジェクトを積み上げてきた結果、少しずつ進んでいる実感もありますが、これからはさらなるプロジェクトの実現に向けて、2016年度まで活動してきた塾生講座の名前を「大三島ライフスタイル研究所」に改め、新しいスタートを切りました。プロジェクトの目標もさらに明確に提示して、これからのライフスタイルを描くために活動していきたいと考えています。
早速今年度より新しく加わったプロジェクトメンバーを迎えて、4月15日に恵比寿スタジオでキックオフミーティングを行いました。今年は引き続き建築家から、構造エンジニア、家具デザイナー、ランドスケープデザイナー、大三島の農家さんといった幅広い分野で活躍している方々がアドバイザーを務めてくださることになりました。また、新メンバーの中では、大三島出身や大三島に縁のある方が多く、島でのつながりがさらに広がっていく予感がしました。