7月27日(日)、こどもけんちく研究会主催の初めてのオープンレクチャーが行われました。今回「デジタル時代の子供の創造・表現活動」というテーマでお話し下さったのは、NPO法人CANVASの代表、石戸奈々子さんです。
CANVASは、「子ども向け参加型創造・表現活動の全国普及・国際交流を推進するNPO」として2002年11月設立され、「子どもたちのための創造の場と表現の場を提供し、豊かな発想を養う土壌を育てる」という目標に向かって国内外の団体・人と新しいネットワークを形成し、活動を行っています。その11年間の実践をご紹介いただきました。 > 続きを読む
言わずと知れた観光地、インドネシア・バリ島。ここに、毎年子ども向けの建築教室を開いている建築家の方がいます。
デンパサール市内にあるご自身のアトリエで、「Architecture for Kids」という1日限りのワークショップを2002年から毎年インドネシアの学期休みに合わせて開いているのは、建築家・Popo Danes(ポポ・ダヌス)さん。バリ島のリゾート施設などを中心に、バリの伝統とモダニズムを融合させた作品で知られる、インドネシアを代表する建築家のひとりです。
ワークショップの対象は主に小学生。申し込めば誰でも無料で参加でき、今回は5~11歳の子ども45人が参加しました。多くはバリ島に住んでいる子だそうですが、数人は長期休みを利用してジャワ島などインドネシアの他地域から来ているそうです。毎年参加している子もいるとのこと。
2013年7月6日、このワークショップを訪れました。
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フィンランドのヘルシンキにある、子どものための建築スクール、Arkki(アルッキ)は、1993年に建築家のピヒラ・メスカネン氏(現Arkki校長)をはじめとしたメンバーによって創設された、フィンランド初の、建築教育と環境教育を行う放課後学校です。
本コラムでは、筆者が2012年6月に現地訪問をした経験を交えつつ、Arkkiの概要をご紹介します。
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幼児教育・芸術教育において世界で最も有名なまちのひとつ、イタリア北部の小さなまち、レッジョ・エミリア(Reggio Emilia)。2011年には、日本のワタリウム美術館で「驚くべき学びの世界」展が開催されるなど、日本でも、教育学者の佐藤学氏をはじめとして多くの方が研究を行っているまちです。ここでは、レッジョ・エミリアの教育の概要を、市のまちづくりと関連付けてレポートします。 > 続きを読む
宮城県東松島市に建つ「こどものみんなの家」は、株式会社Tポイント・ジャパンが運営するTポイントによる募金で、大勢の方から建設費用を募り、建設されました。
(詳細は、T-SITE をご覧ください。) > 続きを読む
皆様こんにちは。東京大学生産技術研究所、村松研究室博士課程の田口純子です。
2012年春より、子ども建築塾のTA(ティーチング・アシスタント)をつとめる大学院生を中心に、講師・スタッフ等、有志のメンバーで「こどもけんちく研究会(KidsArchEdu Research Unit: KAERU)」を実施しています。小さな研究会ではありますが、国内外における、建築教育・まち(環境)教育の事例紹介を中心に、研究会メンバーやゲストが発表を行ってきました。
「KAERUコラム」では、研究会の発表内容から、選りすぐりのものを記事にして、皆様にお届けします。不定期連載となりますが、お楽しみ頂ければ幸いです。
*「KAERUコラム」は伊東建築塾ブログ>こどもけんちく研究会よりご覧いただけます。
皆様こんにちは。東京大学 村松研究室の向井です。
2月9日のこどもけんちく研究会(通称、かえる研)は、今年度の研究会開始以来、初めてゲスト講師をお招きしての開催となりました。
レクチャーに来て下さったのは、フィンランドで教育活動の調査・研究を行ってこられた、「ユタカナ」の大橋香奈さん・大橋裕太郎さんです。
おふたりの数ある活動の中で、今回はフィンランドの子どもと若者のための建築学校「Arkki」と協働して行ったプロジェクトの紹介をしてくださいました。
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皆様こんにちは。千葉工業大学大学院、橋本都子研究室 修士2年の野坂京子です。
こどもけんちく研究会(通称かえる研)の事例見学として、BankART Studio NYKにて開催された、JIA建築家大会2012横浜―JIA設立25周年記念大会―「けんちく体操ワークショップ」に参加しました。
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子ども建築塾のTA(ティーチング・アシスタント)をつとめる大学院生を中心に、講師・スタッフ等、有志のメンバーによって2012年春に結成された研究会。愛称、「かえる研」です。日本と世界における、子どもに向けた建築教育・まち(環境)教育の理論(文献)と実践(事例)を題材に、建築やまち(環境)と教育のよりよい結びつきに対する理解を深めることを目的としています。
・研究会メンバー及びゲストによる文献・事例紹介
通常の研究会は、子ども建築塾授業日の午前11時から、神谷町スタジオにて行っています。
・事例見学
研究会の特別活動として、塾外のワークショップ等にも積極的に参加しています。
・文献・事例のアーカイブ化
研究会の対象文献・事例は、記事にまとめ、こちらのブログで随時紹介します。のちの出版も視野に入れ、文献・事例をアーカイビングしていきます。
研究会は、塾関係者に限らず、どなたでもご参加可能です。下記連絡先までお問い合わせください。
E-mail: info@itojuku.or.jp
tel: 03-6809-2039
fax: 03-6809-2019