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7月26日、恵比寿スタジオにて会員公開講座が行われました。
今回講師としてお招きしたのは、鳥取県智頭町長を務めていらっしゃる寺谷誠一郎さんです。寺谷町長は少子高齢化に悩まされていた智頭町をいかにして観光地として盛り上げていったか、ご自身の体験を語って下さいました。
日本は「ニセモノの国」だと感じる、という話からレクチャーが始まりました。きっかけは東日本大震災でした。日本が一大事ということですから、日本のトップである総理大臣は的確な指示をしなければなりません。しかし、実際はヘリコプターで現場まで赴いたときに、指示命令の椅子には誰も座っていなかったということになります。そのようなことがあっていいのでしょうか。学者や企業も同様に「ニセモノ」だと感じられました。すると、私たちは一体何を信じて生きていけばいいのでしょう。 > 続きを読む
北海道・大樹町への合宿を控えた7月25日、エスキースと大樹町合宿のガイダンスを行いました。農業をベースにした理想の住まい方を提案するチーム、週末や休暇住宅のシェアハウスのモデルを考えるチーム、「大三島みんなの家」を中心にした大山祇神社参道活性化のための提案を考えるチームに分かれて、それぞれ事前に提出したレポートに基づいて発表をしました。
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こんにちは。子ども建築塾TAの平馬です。
9月19日に行われた、子ども建築塾前期第9回の様子をお伝えいたします。
前期も残すところあと2回となった子ども建築塾の今回のテーマは「アイデアをまとめよう!」。これまで制作してきた「動物たちと一緒にくらすいえ」の発表準備をしました。
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みなさま、こんにちは。9月5日に恵比寿スタジオにて行われた、前期8回目の授業の様子をお伝えします。
夏の大三島合宿とスタジオ開放日をはさんで夏休み明け最初の授業日となった今回は、最後の模型制作日。これまで頑張ってつくり上げてきた模型を完成させるため、早くから子どもたちが集まりました。
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こんにちは。子ども建築塾TAの相田です。
8月9日、10日に大三島で行われた夏期合宿2日目は、ラジオ体操からのスタートとなりました。
大人の私にとって、ラジオ体操をするのは、何年振りでしょう。
さわやかな青空の下、広い庭でみんなで輪になって体を動かすのは、とても気持ちが良かったです。そんな良いスタートがきれたところで、今日はいよいよ“子ども基地をつくる”というメインイベントがありました。
どんなものができ上がるのか、私も朝からワクワクしていました。
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7月11日の塾生講座では、前半に「日本一美しい島・大三島をつくろうプロジェクト2015」展覧会のリニューアルと「みんなの家」改修作業の進捗報告があり、後半は、前回の6月13日に開催した塚本由晴氏・篠原聡子氏によるレクチャーを振り返りつつ、「農業をベースにした住まい」「シェアハウス」「参道活性化の提案」の3つのテーマの中から現在各自が考えているテーマを発表し、テーマ別により具体的なディスカッションを行いました。
©Kai Nakamura
展覧会の報告では、スライドによる展示風景写真の紹介とエピソードを含めた説明により、展覧会のイメージを掴むことができました。展覧会の入口からは、壁一面にみかんのパネルが目に飛び込み、鮮やかなビタミンカラーに包まれて、今にもみかんの香りが漂い、みかん畑に迷い込んだような迫力がありました。大島の石でつくられたテーブルの上には、大三島のみずみずしいレモンが飾られ、瀬戸内海で元気に育った柑橘類から自然のパワーが感じられて、見ているだけでも元気がもらえそうでした。 > 続きを読む
こんにちは!
7月25日に行われた前期第7回の授業では、いよいよ発表会で使う「本番模型」をつくりはじめました。
前回までは、自分のアイデアを実際のかたちにしながら考えるための「練習模型」をつくってきましたね。今日から取りかかる「本番模型」では、今までつくってきた「練習模型」とは違い、発表会でみんなに自分のアイデアを伝えるためにより分かりやすくつくらなくてはなりません。
前回の授業でつくった練習模型やスケッチを参考にしながら、その中でどんな楽しい暮らしが待っているのかを、よく想像しながらつくっていきましょう!
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5月9日、恵比寿スタジオにて今年度初回の会員公開講座が開かれました。今回は伊東豊雄塾長による講義で、開講式を兼ねています。近代主義思想を諦め、心の豊かさを求める思想へ転換していくことの必要性を訴えました。
伊東塾長にとって、今までずっと東京という都市が、自身の建築のイメージの源泉となってきました。ところが、21世紀の東京は急速に魅力を失っていると感じています。それは一体なぜか、という話から講義が始まりました。
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