第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展、日本館 パヴィリオン賞(金獅子賞)受賞のお知らせ。

2012年08月30日

第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展において、日本館(国際交流基金主催)は、パヴィリオン賞(金獅子賞)を受賞いたしました。
 
今年の日本館の展示は、「ここに、建築は、可能か」と題し、コミッショナーの伊東豊雄及び、参加作家の乾久美子氏、藤本壮介氏、平田晃久氏、畠山直哉氏と共に、
東日本大震災で被害を受けた陸前高田に被災者等が集まれる集会場「みんなの家」の建設を巡るドキュメントを提示し、震災後の建築の可能性を問う内容となっています。
 
2012年8月29日11時(現地時間)にビエンナーレ開幕と共に本年度の各賞が発表され、日本館の展示は、国別参加部門における金獅子賞を受賞いたしました。
日本館のパヴィリオン賞(金獅子賞)受賞は、1996年の第6回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展(磯崎新コミッショナーによる「亀裂」)以来、2回目の快挙となります。
 
第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展は、2012年11月25日まで開催されます。
詳細は、ビエンナーレの公式ウェブサイトおよび国際交流基金の公式ウェブサイトをご覧ください。