書籍『伊東豊雄 子ども建築塾』発売のお知らせ
12月下旬にLIXIL出版より、子ども建築塾の活動をまとめた書籍が発売されます。
『伊東豊雄 子ども建築塾』
—よく生きるための想像力を—
2011年4月からスタートした「子ども建築塾」では、恵比寿にあるスタジオを拠点に、
小学校高学年の子どもたちが一年をかけて建築・街を観察し、学び、模型をつくり、
住みたい家や街のなかの建築を創造し、提案するという独自の建築教育を行なっています。
建築家・伊東豊雄はなぜこのような活動を始めるにいたったのでしょうか。
現在、子どもをめぐる環境や学校教育が直面するさまざまな困難が語られ、
停滞する社会が子どもの可能性の芽をつみとってしまっているようにも見えます。
本来教育はそれ自体で完結するものではなく、社会の問題が凝縮する場所であるとも言われます。これは翻れば、教育を考えることはあるべき未来の社会を考えることであると言えるでしょう。
「いま僕にとって一番楽しい時間」と伊東が語る子ども建築塾の実践と成果を紹介しながら、創造教育の可能性について考えていきます。
定価:2,300円(税別)
ページ数:208ページ(うちカラー88ページ)
出版社:LIXIL出版
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