2016年度から始まった「大山祇神社参道の花道計画」、このゴールデンウィークに本格的にスタートしました。まずは「大三島みんなの家」の庭に花を植えることになり、2日間にわたって花の植付けワークショップを開催しました。
今回のアドバイザーとして、伊東建築塾の講師でもあるランドスケープデザイナーの山﨑誠子さんと大三島の自然を守る会の小澤潤さんからご指導をいただきながら楽しく作業を行いました。1日目は花を植えるための準備として、雑草抜き、土づくり、植える花の選定、花の植え方のプランニング、花のネームプレートづくりを行い、2日目に備えました。
▲雑草を抜き終えたら土づくり。元々の庭の土(真砂土)に腐葉土、栄養剤を混ぜてつくります。できた土は均してかたちを整えます。
▲近くのホームセンターへ。植える花を選びに行きました。
今回は丈夫で育てやすいマリーゴールド、ニチニチソウ、タルーベルグデージー、ナスタチウム、マリーゴールド、ブルーサルビア、ポーチュラカ、アズーロコンパクトを植えることになりました。
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みなさん、こんにちは。
4月15日に行われた子ども建築塾第1回の授業の様子をお伝えします。
さて、今年度もいよいよ子ども建築塾がスタートしました。今日はその第1回目です。私たちTAも塾生の子どもたちと初対面でドキドキしながら待っていました。塾生は少し緊張気味でスタジオに入ってきましたが、グループごとに分かれて、授業が始まるまでにTAとおしゃべりしたり、自己紹介をしたりしました。
はじめに、伊東豊雄先生やアストリッド・クライン先生、太田浩史先生、塾のスタッフからの自己紹介がありました。先生方もこの日が来るのをいかに楽しみにされていたかがよく伝わってきました。
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みなさま、こんにちは。3月20日、大三島での合宿2日目はラジオ体操から始まりました。宿舎前の庭で輪になって、元気に体を動かしていました。
今日は待ちに待った「バンブーハットをつくろう!」ワークショップの当日です。昨日は竹を切って、どういう素材なのかを確認しましたが、果たして、どのような作品ができるのか、とてもワクワクしていました。
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みなさま、こんにちは。子ども建築塾TAの塩田です。
3月19、20日に大三島で行われた子ども建築塾大三島合宿の様子をお伝えします。
集合場所の福山駅からみんなでバスに乗って大三島に向かいました。ここからいよいよ合宿のスタートです!1日目は、ミュージアムの見学、竹の伐採、レクチャーと続いていきます。まずは大三島みんなの家で昼食を食べ元気をチャージし、その後はミュージアムに向かいました。
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2017年2月も半ばを過ぎると、少しずつ春の気配が感じられてきました。2016年度最後の公開講座では、「Soup Stock Tokyo」やネクタイブランド「giraffe」などを運営する株式会社スマイルズ(以下、スマイルズ)の遠山正道さんにお越しいただきました。「それぞれの人が自分の領域だけでは立ち行かなくなってきている」という言葉から、起業のきっかけや理念を語ってくださいました。
三菱商事に勤めていた遠山さんが起業したきっかけは絵の個展の開催でした。とあるプロデューサーに「遠山くんの夢はなに?」と聞かれ、「個展をやってみたいかな」と答えたことから、1年後の33歳のときに個展を開くことを決心しました。しかし、イラストの仕事はしていたものの、ちゃんとした絵は一枚も描いたことがなく、筆も持ったことがなかったという遠山さん。そこでタイルの絵付けに挑戦することにし、さらにタイルは土からできていることから筆ではなく野菜や果物で描き始めました。1年で70点の作品を制作し、代官山にあるHILLSIDE TERRACEで個展を開催しました。その経験はとても楽しく、絵も全て売れましたが、「おかげさまで夢が叶いました!」と言ったところ、「これは夢の実現なんかじゃない、ここからがスタートだろ」と言われたそうです。
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伊東建築塾が始まった同じ時期の2011年に、大三島に伊東豊雄建築ミュージアムが開館したことをきっかけに、伊東豊雄や塾生たちが島に通うようになり、大三島みんなの家の改修や農業のイベントなど、さまざまな活性化の活動を行ってきました。たくさんの小さなプロジェクトを積み上げてきた結果、少しずつ進んでいる実感もありますが、これからはさらなるプロジェクトの実現に向けて、2016年度まで活動してきた塾生講座の名前を「大三島ライフスタイル研究所」に改め、新しいスタートを切りました。プロジェクトの目標もさらに明確に提示して、これからのライフスタイルを描くために活動していきたいと考えています。
早速今年度より新しく加わったプロジェクトメンバーを迎えて、4月15日に恵比寿スタジオでキックオフミーティングを行いました。今年は引き続き建築家から、構造エンジニア、家具デザイナー、ランドスケープデザイナー、大三島の農家さんといった幅広い分野で活躍している方々がアドバイザーを務めてくださることになりました。また、新メンバーの中では、大三島出身や大三島に縁のある方が多く、島でのつながりがさらに広がっていく予感がしました。
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2017年3月11日、2016年度子ども建築塾の公開発表会が恵比寿ガーデンプレイス内にあるCOMMON EBISUにて開催されました。2層吹き抜けの陽の差し込む明るい空間で、子どもたち一人ひとりが恵比寿のまちを敷地に、半年間取り組んできた「まちの中で、自然とともにくらそう!」という課題の成果を、元気よく発表しました。発表前は、いつもと違う場所での発表に緊張している様子でしたが、マイクを手に取ると、それぞれが自信を持って考えやアピールポイントを話していて、とても頼もしい光景でした。まずは、子どもたちの発表内容を紹介していきます。
最初に発表をしたのは、Cグループの4人です。Cグループの敷地の特徴は家と家の距離が近く密集していて、道路幅も狭く、軒先で植木を育てている人も多い場所です。
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みなさま、こんにちは。芝浦工業大学3年の髙橋侑平です。2月25日は、発表会前の最後の授業でした。前回の授業に引き続きプレゼンボードづくりをしました。TAのお兄さんお姉さんや先生方からアドバイスを受けながら、和気あいあいとした雰囲気の中で楽しみながらも集中して作業を行いました。
作業を始める前に、アストリット先生に「とにかく楽しくやってね〜」、「あと私がいつも言ってることは何?」という呼びかけに対して「カラフル〜」という子どもたちの元気な返答がありました。そんなこともあり、みんなプレゼンボードをカラフルで楽しい雰囲気に仕上げようとしていました。サルスベリがテーマの子はピンク色、ぶどうがテーマの子は紫色など、自分の色を意識しながら、TAとタイトルや模型写真について相談しながら仕上げていきました。
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みなさん、こんにちは。子ども建築塾TAの小倉です。2月11日に恵比寿スタジオで行われた子ども建築塾後期第9回の授業の様子をお伝えします。
今回のテーマは「プレゼンテーションって何だろう?/アイデアをまとめよう!①」です。前回までは模型づくりでしたが、今回からはプレゼンボードづくりに取り掛かりました。
授業のはじめにアストリッド先生からいくつかアドバイスをいただきました。
まず、遠いところから見てもかっこ良く見えるように色を豊富に使ってつくること。
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みなさま、こんにちは。1月28日に行われた子ども建築塾後期第8回「本番模型を完成させよう!」の授業の様子についてお伝えします。
1月がいよいよ終わりに近づき、あっという間に2月がやってきます。まだまだ寒いですが、子どもたちは元気いっぱいに、本番模型の制作に集中して取り組んでいました。
毎回指導してくださるアストリッド先生(中)に加え、今回は村松伸先生(右)がカエルの姿で(笑)登場してくださいました。
今回の授業では、前回まで取り組んできた本番模型を引き続きグループのTAと一緒に制作しますが、アストリッド先生からのアドバイスを参考にして、いっそう魅力的で、提案が伝わりやすいようにつくり込んでいくことが目標です。どのグループも全体的に完成に近づいているので、自分がやりたいこと、伝えたいことが模型という目に見えるものとしてでき上がっていく光景は、子どもたちのさらなる制作意欲を引き出していたと思います。
今日は模型をつくり始めたころより積極的で楽しそうに手を動かしている子が多く見受けられました。
後期のテーマは、前期の「いえ」をデザインする課題とは異なり、グループで一つの敷地模型に、各々の提案する場所を決めてつくっていかなければならないので、一人で制作が完結するものではありません。もしつくりたい場所が重なってしまったら、子どもたち同士で譲り合ったり、話し合ったりしなければならないときもあります。こうして子どもたち同士のコミュニケーションを通してお互いを理解し合い、グループにも一体感が生まれるという醍醐味があるのが、後期のテーマである「まち」だと思っています。そんなことを考えながら、改めて制作風景を観察してみると、子どもたち同士すっかり打ち解け、仲よくなり、楽しそうにしていました。建築を考えて、模型をつくることを通して、グループワークの楽しさと大切さについても子どもたちに学んでもらえれば、より良い作品へつながると思います。
アストリッド先生からは模型にたくさん「色」を使うこと、自分の模型で完結せず、他の子の提案との関係性についても考え、模型に表現してほしいなどのアドバイスをいただきました。模型を見るだけで楽しく愉快な気持ちにしてくれる力が色にはあるのではないでしょうか。提案同士の関係性についてもTAと一緒によりブラッシュアップしていきましょう。
さて、模型をつくることができる機会は次回のスタジオ開放日のみとなりました。TAと一緒に、このまま集中して模型制作に取り組んでほしいと思います。最後の発表のときには、すてきな模型ができ上がることを楽しみにしております。
東洋大学 竹内一輝