もうすぐ一年目の伊東建築塾が終わり、いよいよ二年目に入ります。
新しい年を迎えるにあたり、トップページに多少の変更を加えました。
来期からはじまる新講座の案内や新年度の申し込みの案内が更新されています。
目を通していただけたら幸いです。
ニュース
伊東豊雄が中沢新一氏との共著『建築の大転換』をテーマに、対談を行うことになりました。
日時:2012年4月7日(土)18:00(開場17:30)
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
料金:1260円(税込)
定員:120名様
申込み方法などの詳細は下記のウェブをご参照ください。
http://www.aoyamabc.co.jp/event/great-transformation-of-architecrture/
(HPより)3.11の震災と原発事故を目の当たりにして、建築家と思想家は、建築と近代社会を根本から問いなおす壮大な試みにとりくみました。 釜石市復興計画や被災者の集う「みんなの家」など、被災地でさまざまな実践にとりくんでいる伊東豊雄さん。そして、『日本の大転換』(集英社新書)で原発事故後のエネルギー問題を人類学的な規模でとらえ直し、グリーンアクティブを展開している中沢新一さん。「いま・ここ」にある日本社会の危機をうけて精力的に活動している2人が、建築と日本のあり方を考察した『建築の大転換』(筑摩書房)をベースに、現在進行形の関心と実践を語って頂きます。
近日、NHK総合とディスカバリーチャンネルの2つの番組で伊東豊雄の活動が取り上げられることとなりました。
震災、そして釜石の復興に関して、伊東の最新の言葉が聞けますので、ぜひともご覧ください。
①
番組名: 「視点・論点」
放送局: NHK総合+Eテレ
放送日: NHK総合/3月2日(金)午前4:20〜4:30
Eテレ/3月2日(金)12:50〜13:00
内容: 最新の話題を有識者が独自の視点から語るオピニオン番組。
今週と来週にかけては、東日本大震災をテーマに10人の方が一日お一人ずつ出演されます(伊東はそのうちの一人)。
HP: http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/ ※伊東の予告は出ていません
②
番組名: 「Beyond The Tsunami」
放送局: ディスカバリーチャンネル
放送日: 3月4日(日)22:00〜22:30
3月11日(日)12:55-13:25(再放送)
内容: 渡辺謙さんがナビゲーターを務めるドキュメンタリー。
伊東は釜石復興計画について現地及び東京で渡辺さんからインタビューを受けました。
HP: http://japan.discovery.com/rejapan/program-07.html
※ この番組は世界の169の地域で放送されます。御参考までに放送予定の地域とチャンネル情報を添付します。
※ 4月にNHK総合で拡大版の番組が放送される予定です。
2012年3月3日に今治市にある旧今治コンピューターカレッジにて、建築セミナーが行われます。
伊東豊雄、小嶋一浩、末廣香織、太田浩史による鼎談形式で、これからの建築や街の在り方について考えます。
入場無料、申し込み不要ですので、皆様是非参加ください。
また翌日3月4日には今治市の子ども達を対象としたワークショップがおこなわれます。興味のある方はぜひ見学にお越し下さい。
「これからの建築、これからのまち」今治伊東豊雄建築ミュージアム 建築セミナー
東日本大震災は技術にすべての信頼をおいた近代以降の建築や町づくりの方法に大きな波紋を投げかけました。即ち人間が自然環境を支配できるという信頼が揺らぎ始めたのです。私達はかつてのようにもっと自然と共生し、自然環境との親密な関係を回復しない限り再び大惨事を招きかねないのではないでしょうか。
また自然エネルギ-の利用や、省エネルギー化への配慮、人と人の心の絆を深められるような建築やまちのあり方を話し合い、これからの建築やまちづくりの方向を探りたいと考えます。
講師:伊東豊雄(建築家/今治市伊東豊雄ミュージアム名誉館長)
小嶋一浩(建築家/横浜国立大学大学院”Y-GSA”教授)
末廣香織(建築家/九州大学大学院准教授)
太田浩史(建築家/東京大学講師)
日時:2012年3月3日(土)17:00〜19:00(開場16:30)
会場:「旧今治コンピューターカレッジ」2F 多目的ホール
〒794-0033 今治市東門町5丁目840番4
入場無料(申し込み不要)
問合せ先:今治市伊東豊雄ミュージアム|http://www.tima-imabari.jp/
「ハットにハットをつくろう!」今治市伊東豊雄建築ミュージアム 子ども建築ワークショップ
今治市伊東豊雄建築ミュージアムにはスティールハットとシルバーハット、ふたつのハットがあります。ハットとは小屋のこと。そのひとつ、シルバーハットは、ミュージアムを設計した伊東豊雄名誉館長の住んでいた家を、大三島でミュージアムのタテモノとして生き返らせたものです。伊東さんはこれまで、どんなタテモノをつくってきたのでしょう?そして、伊東さんの家だったシルバーハットは、どんなタテモノだったのでしょう?伊東さんのお話を聞いてから、シルバーハットの中を、みたり、歩いたりして、みんなの居心地のよいところを発見してください。それから、みんなのハットをつくります。さて、みんなのつくるハットはどんなハットかな?伊東さんをおどろかせるぐらいステキなハットをつくりましょう!
参加対象:今治市内の小学4年生~6年生
日時:3月4日(日)11:00~15:30(予定)
場所:今治市伊東豊雄建築ミュージアム内 シルバーハット
伊東建築塾では特別講座「これからの建築、これからのまち—丹下建築を中心に四国の名建築を巡り現代の建築とまちを考え、語ろうー」を3月3日、4日に開催することになりました。その参加者を受け付けています。詳細についてはプログラム・申込をご覧ください。皆様のご参加をお待ちしております。
◎NHKドキュメンタリーの放送…建築家・伊東豊雄 “復興”に挑む…建築家・伊東豊雄の“復興のデザイン”を 紡ぎ出そうとする格闘の日々を追う
革新的な建築を作り続け、世界にその名を知られる建築家・伊東豊雄さん(70)が、被災地の復興に挑む半年間に密着したドキュメンタリー:伊東さんは、今年5月、震災による津波で大きな被害を受けた岩手県釜石市から、町全体の新たな構想作りへの参加を依頼されました。しかしそれは途方もない挑戦でした。山がちで平地の少ない釜石で、どうやって安全な住居を確保するのか。そもそも過疎と高齢化に悩んでいた釜石を、どう創造的に復興できるのか。時に住民と膝をつき合わせ、時に苦悩しながらも、新たなビジョンを粘り強く探り続けていきます。「かつて戦後の焼け野原からの復興を支えたのは建築家だった、そして今こそ建築家の真価が問われている」と語る伊東さんの“復興のデザイン”を紡ぎ出そうとする格闘の日々を追い、釜石の復興への歩みを見つめます。(NHKウェブサイトより抜粋)
12月22日(木)横浜市開講記念開館講堂で、山本理顕 Y-GSA教授退任記念+帰心の会 公開シンポジウム 「建築をつくることは未来をつくることである」が開催されます。
Y-GSAの校長を2007年の開校より4年間務めた山本理顕氏が、今年の3月をもって横浜国立大学の教授を退任いたしました。今年は3月11日の東日本大震災もあり、一般公開の退任記念の催しが控えられ、この度改めて「帰心の会」と共催でシンポジウムとなります。
山本理顕 Y-GSA教授退任記念+帰心の会 公開シンポジウム 「建築をつくることは未来をつくることである」
建築は過去の歴史と深く関わっている。過去の歴史に対して敬意を払うのは、それが未来に接続されるからである。建築をつくることは新たな歴史をつくることである。
建築は今の社会システムに深く関わっている。でも、それは建築がその社会システムに服従することを意味しない。建築をつくることは今の社会システムを再構築することである。
建築はその地域社会の固有の文化と深く関わっている。だからこそ、建築はその固有の文化を世界に向かって問いかける役割を担う。
第1部「建築の地域性」 16:00—17:40 伊東豊雄×妹島和世×山本理顕×小嶋一浩
第2部「社会システムと住宅」 17:50—19:30 隈 研吾×内藤 廣×山本理顕×北山 恒
日時:2011年12月22日(木) 16:00〜19:30(開場15:30)
会場:横浜市開港記念会館 講堂(横浜市中区本町1-6)
アクセス:みなとみらい線「日本大通り駅」1番出口より徒歩1分
http://www.city.yokohama.lg.jp/naka/kaikou/acces.html
参加無料、予約不要(当日先着順でのご入場となります。420席)
主催:横浜国立大学大学院/建築都市スクール“Y-GSA” 共催:帰心の会
お問い合わせ:Y-GSAオフィス
Tel:045-339-4071 E-mail:ygsa@ynu.ac.jp http://www.ygsa.ynu.ac.jp
トップページに、「自分の住みたいまち」というテーマで子ども建築塾の塾生達が描いてきた絵をアップしました。
子ども達がまちというものをどのように捉えているかが、伝わってくる非常に魅力的なものばかりです。
是非ご覧ください。
「自分の住みたいまち」スケッチ ウェブ展示:http://www.itoschool.or.jp/article/112
講師:
伊東豊雄
テーマ:
これからの建築を考える
日時:
2012年1月18日(水)…18:00~19:00
会場:
大阪産業大学(本館1F多目的ホール)
大阪府大東市中垣内3-1-1
定員:
350名(申込制…入場無料)
申込み:
参加ご希望の方はe-mail にて、ご芳名・ふりがな・勤務先名・部署(役職)・
お問合せ:
大阪産業大学工学部建築・環境デザイン学科山口研究室
URL:
http://www.edd.osaka-sandai.
e-mail:
tylab2403@gmail.com
主催:
大阪産業大学