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塾生講座 レビュー④

2016年11月16日

9月24日に塾生講座の第4回のレビューが行われました。その様子をお届けします。

ガイドブックチーム
夏に大三島で行ったインタビューを経て、「まだ知られていないことを伝える」をテーマにした豆本の制作を企画しています。例えば、郷土料理や島のお祭りなど、大三島には独特の文化があります。そういった独自の文化に焦点を当てて、大三島を知らない人にその魅力を伝える豆本は、テーマごとに作成し、集める楽しみが湧くようなものにしたいという方向に進んでいます。講師からは豆本の中に旅行者が書き込めるスペースがあるといいのでは、とのアドバイスがありました。

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ガイドブック豆本の試作

ブランディングチーム
ブランディングチームは大きく3つの班に分かれており、それぞれから進捗報告がありました。

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今年度第3回の公開講座が7月16日に恵比寿スタジオで開催されました。今回講演してくださったのは、伊東建築塾が活動する愛媛県今治市のお隣、広島県尾道市の市長をお務めになっている平谷祐宏さんです。市長という行政の首長の立場から尾道のまちづくり、特に「尾道水道」や「しまなみ海道」などの瀬戸内の地域の特性を利用したまちづくりについてお話しいただきました。

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今年度第4回の会員公開講座は、デザイナーの原研哉さんにお越しいただきました。2013年に引き続き、2016年に2回目が開催された展覧会「HOUSE VISION」を手がけられた原さんに、ご自身の活動について盛りだくさんに語っていただきました。

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まずは教鞭をとっておられる武蔵野美術大学でのプロジェクト、「Ex-formation」についてお話しいただきました。これは原さんが学生さんたちと行っている授業の一貫で、日本語版の書籍は平凡社より、英語版はLars Müller Publishersより出版されています。Ex-formationとはinformationの対義語として考案した造語で、何かの対象物について、説明したり分からせたりするのではなく、「いかに知らないかを分からせる」というコミュニケーションの手法を言います。例えば、お皿とボウルの境界はどこにあるのだろう?一つひとつのものごとをテーマとして生まれた疑問を、それぞれがデザイン化してゆく授業です。

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みなさん、こんにちは。7月27日に行った前期第7回の授業では、手塚建築研究所が設計した「ふじようちえん」の見学会に行きました。当日は手塚建築研究所の代表の手塚貴晴さんと手塚由比さん、加藤園長先生に園内の案内をしていただきました。

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みなさま、こんにちは。9月10日に行われた子ども建築塾前期第9回「アイデアをまとめよう!」の授業の様子をお伝えします。

今回の授業の中心はプレゼンボードづくりです。B2サイズよりもひとまわり大きい紙に、子どもたちが思い思いの絵や写真、文字を書いていき、半年間取り組んできた「自分の好きな素材でつくるいえ」をまとめていきます。

授業の始め、アストリッド先生から「みんな人の絵を描いてきた?描いてきた人は手を挙げてね!」と言われ、子どもたちは元気よく手を挙げていました。人の絵、いわゆる添景を今までつくってきた模型に入れることで、より具体的ないえでの過ごし方が見えてきました。

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皆様こんにちは。今回の子ども建築クラブでは、「地場の素材で家具をつくる」というワークショップを北海道広尾郡大樹町で行いました。
4日にわたって開催された子ども建築クラブの最終日がスタートしました。
関東に台風が上陸している影響で、帰りの飛行機が飛ぶかどうかが危うくなり、スケジュールの変更がありましたが、子どもたちのなかには「まだまだ泊まりたい!」「飛行機が飛ばなくてもいい!」という子もちらほら。

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皆様こんにちは。今回の子ども建築クラブでは、「地場の素材で家具をつくる」というワークショップを北海道広尾郡大樹町で行いました。このブログでは3日目の様子をレポートします。

3日目もメムメドウズのレストランで朝ごはんを美味しくいただいて1日がスタートしました。朝食の後、家具工房に向かい、早速家具制作を始めました

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皆様こんにちは。今回の子ども建築クラブでは、「地場の素材で家具をつくる」というワークショップを北海道広尾郡大樹町で行いました。このブログでは2日目の様子をレポートします。

2日目の朝、朝食と身支度を済ませ、今回のワークショップにご協力いただく「くるみの会」の方々が待っている工房へと移動しました。はじめに、今回講師を務めて下さる家具モデラーの宮本茂紀さん、家具デザイナーの藤江和子さんに家具のレクチャーをしていただき、今まであまり知らなかった木々の重さや匂い、たくさんの木の種類があることを知りました。実際に手に持って木々の重さや匂いを体験し、素材の特徴を踏まえてアイデアの調整を考える子どもたちの姿がありました。

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皆様こんにちは。今年も子ども建築塾卒業生を対象にした、子ども建築クラブを開催いたしました!今回の子ども建築クラブでは、8月19日(金)にとかち帯広空港へ出発し、20日(土)からの2日間で「地場の素材で家具をつくる」というワークショップを北海道広尾郡大樹町で行いました。このブログでは1日目の様子をレポートします。

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素材にはそれぞれ特徴があります。そして、その特徴によって物のかたちは導かれていくのではないでしょうか。今期の「自分の好きな素材でいえをつくろう!」というテーマでは、私も子どもたちと一緒に「かたちの背景」のようなものを考えることができました。

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