ブログ

皆さま、こんにちは。
10月上旬に青森県弘前市にて開催された、「HIROSAKI DESIGN WEEK」の一環として、市内の中高生を対象にした「こども・まちづくり塾」が行われました。「こども・まちづくり塾」では、弘前市吉野町周辺を敷地とし、弘前市在住の中高生たちと一緒に、10年後の弘前のまちを提案しました。9 月25日(日)にまち探検、 10月2日(日)、8日(土)にディスカッションや模型制作、10月9日(日)に最終プレゼンを行い、計4回の盛りだくさんなプログラムになりました。
このブログでは、9 月25日(日)に弘前まちなか情報センターで行われた第1回目の授業の様子を、初めて顔を合わせたこどもたちの緊張感とともにお伝えします。

img_6758

> 続きを読む

みなさま、こんにちは。10月22日、子ども建築塾後期第1回の授業が始まりました。前期の最終講評から1ヶ月経ち、久しぶりの授業となりましたが、4つの天板いっぱいに並べられた1/50の敷地模型を囲んで子どもたちは楽しそうな様子でした。

img_7813

後期授業のテーマは「まちの中で、自然とともにくらそう!」です。恵比寿の「まち」を探検して、「自然とともにくらす」建築やランドスケープを設計し、最終的には恵比寿のまちと自然や人がより豊かにくらせるような「まち」をみんなで完成させます。

> 続きを読む

みなさま、こんにちは。ちょっとだけ肌寒くなってきた9月24日に、子ども建築塾前期の発表会が行われました。

前期のテーマは「自分の好きな素材でいえをつくろう!」でした。子どもたちは朝からみんなドキドキの表情です。TAもドキドキです。

手をたくさん動かして発見した素材のおもしろさを、子どもたちはどんなふうに発表してくれるのでしょうか。聞いているみんなに分かってもらえるかな。失敗したこともちゃんと言えるかな。なんだかいつもよりスタジオがそわそわしています。

img_6691

そんなことを考えていると、すぐにAグループから発表が始まりました。

Aグループ
トップバッターは凛音ちゃん。柔らかいスチレンペーパーを、小さく切って一つひとつ折り曲げて、模型をつくりました。全部集まったことで全体が綺麗な花のようなかたちをしています。中もふわふわしていて、とっても気持ち良さそうです。

img_6904

響くんは、毛糸を使って「森のマユツリーハウス」をつくりました。どこにでも移動できるカイコのような、家族で住むいえです。制作しているときになかなか上手くいかず試行錯誤したこともみんなに伝えることができて、発表の仕方が良かったと先生方から褒められていました。

img_6499

> 続きを読む

塾生講座 レビュー⑤

2016年11月16日

10月23日、塾生講座第5回目のレビューが行われました。

今年度の活動も後半戦に差し掛かってきました。今まで考えてきた企画も実際につくってみることが多くなり、社会とのつながりを持ったものづくりの面白さや大変さを実感できるようになってきました。

img_7843

参道マーケット報告
10月16日に大三島にて開催された参道マーケットの様子を映した映像を観て、内容を確認しました。内部講師を務めている辻さんの参道の花嫁行列や「Shima Jam」という音楽イベント、参道マーケットの賑わいが感じられました。この映像は、10月末から始まるTokyo Design Weekで流す予定です。

14681889_10205636807999530_4313332153892693315_n
参道マーケットの風景

> 続きを読む

塾生講座 レビュー④

2016年11月16日

9月24日に塾生講座の第4回のレビューが行われました。その様子をお届けします。

ガイドブックチーム
夏に大三島で行ったインタビューを経て、「まだ知られていないことを伝える」をテーマにした豆本の制作を企画しています。例えば、郷土料理や島のお祭りなど、大三島には独特の文化があります。そういった独自の文化に焦点を当てて、大三島を知らない人にその魅力を伝える豆本は、テーマごとに作成し、集める楽しみが湧くようなものにしたいという方向に進んでいます。講師からは豆本の中に旅行者が書き込めるスペースがあるといいのでは、とのアドバイスがありました。

15044764_1115120375272934_443165686_o
ガイドブック豆本の試作

ブランディングチーム
ブランディングチームは大きく3つの班に分かれており、それぞれから進捗報告がありました。

img_6461

> 続きを読む

今年度第3回の公開講座が7月16日に恵比寿スタジオで開催されました。今回講演してくださったのは、伊東建築塾が活動する愛媛県今治市のお隣、広島県尾道市の市長をお務めになっている平谷祐宏さんです。市長という行政の首長の立場から尾道のまちづくり、特に「尾道水道」や「しまなみ海道」などの瀬戸内の地域の特性を利用したまちづくりについてお話しいただきました。

img_4978

> 続きを読む

今年度第4回の会員公開講座は、デザイナーの原研哉さんにお越しいただきました。2013年に引き続き、2016年に2回目が開催された展覧会「HOUSE VISION」を手がけられた原さんに、ご自身の活動について盛りだくさんに語っていただきました。

img_5921

まずは教鞭をとっておられる武蔵野美術大学でのプロジェクト、「Ex-formation」についてお話しいただきました。これは原さんが学生さんたちと行っている授業の一貫で、日本語版の書籍は平凡社より、英語版はLars Müller Publishersより出版されています。Ex-formationとはinformationの対義語として考案した造語で、何かの対象物について、説明したり分からせたりするのではなく、「いかに知らないかを分からせる」というコミュニケーションの手法を言います。例えば、お皿とボウルの境界はどこにあるのだろう?一つひとつのものごとをテーマとして生まれた疑問を、それぞれがデザイン化してゆく授業です。

> 続きを読む

みなさん、こんにちは。7月27日に行った前期第7回の授業では、手塚建築研究所が設計した「ふじようちえん」の見学会に行きました。当日は手塚建築研究所の代表の手塚貴晴さんと手塚由比さん、加藤園長先生に園内の案内をしていただきました。

img_5089
> 続きを読む

みなさま、こんにちは。9月10日に行われた子ども建築塾前期第9回「アイデアをまとめよう!」の授業の様子をお伝えします。

今回の授業の中心はプレゼンボードづくりです。B2サイズよりもひとまわり大きい紙に、子どもたちが思い思いの絵や写真、文字を書いていき、半年間取り組んできた「自分の好きな素材でつくるいえ」をまとめていきます。

授業の始め、アストリッド先生から「みんな人の絵を描いてきた?描いてきた人は手を挙げてね!」と言われ、子どもたちは元気よく手を挙げていました。人の絵、いわゆる添景を今までつくってきた模型に入れることで、より具体的ないえでの過ごし方が見えてきました。

img_6015

> 続きを読む

皆様こんにちは。今回の子ども建築クラブでは、「地場の素材で家具をつくる」というワークショップを北海道広尾郡大樹町で行いました。
4日にわたって開催された子ども建築クラブの最終日がスタートしました。
関東に台風が上陸している影響で、帰りの飛行機が飛ぶかどうかが危うくなり、スケジュールの変更がありましたが、子どもたちのなかには「まだまだ泊まりたい!」「飛行機が飛ばなくてもいい!」という子もちらほら。

img_5443

> 続きを読む