11月20日、塾生講座第6回目のレビューが行われました。今回は今までの発表形式ではなく、全体でディスカッションを行いました。各チーム同士の情報共有や、伊東建築塾の大三島での活動、各チームの活動の目的を改めて議論し合うこととなりました。
レビューの最初にTokyo Design Weekの報告がありました。伊東建築塾のブースは大変好評だったようで、ブランディングチームを中心に取り組んでいた「建築みくじ」が700枚も売れたそうです。その他にも大三島から届いたみかんやジュースなどの加工品をたくさんお買い求めいただきました。
Tokyo Design Week 2016 伊東建築塾のブース
ガイドブックチーム
既存の《大三島ナビゲーター》を超えるガイドブックをつくるのは時間的に難しいため、新しい切り口で1つのテーマを深く掘り下げたフリーペーパーをつくることを検討しています。二ヶ月に一度のペースで発行し、それらをまとめると今までにないガイドブックができる、という仕組みです。また「島でこういうことをする」という理想や目標を既に実現されたものとして紙面で発表していき、島の人びとに島の未来像について考えてもらうきっかけをつくっていくことになりました。
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みなさま、こんにちは。今回は11月13日に行われた子ども建築塾後期第2回の授業の様子をお伝えします。
前回はランドスケープデザイナーの山﨑誠子さんとともにまち探検に出かけました。その際にまちで発見したものについて、授業の最初に発表を行いました。
まずはグループ内で大きな画用紙に子どもたちが発見したものをまとめていきます。
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5月14日、2016年度最初の会員公開講座が開かれ、塾長の伊東豊雄が講演を行いました。「建築を建てるということ」をテーマに、伊東塾長の幼少期の原体験から、昨年行われた新国立競技場設計コンペまで、さまざまな内容を含んだ講演会でした。
桜の下で花見をする
桜の下で花見をする。このイメージが伊東塾長の建築に通底する根源的なものであるという話から講演は始まりました。1本の桜の木を中心に力が広がり、3本の木が集まることで場が生まれ、そこで花見をする。そうした桜の木々の間に巡らされた、取り除くだけで元の場所に戻っていく膜のようなものが最も素晴らしい建築であると述べます。
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弘前の朝のひんやりとした心地の良い空気に包まれて、発表会当日を迎えました。
2016年10月9日、モダニズム建築の巨匠、前川國男が設計した弘前市民会館で、第4回目の「こども・まちづくり塾」が行われました。二週間にわたり開催された「こども・まちづくり塾」も今日の発表会が最終日となります。
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みなさま、こんにちは。
HIROSAKI DESIGN WEEK「こども・まちづくり塾」第3回目の様子をお伝えします。あいにくの雨で寒い1日でしたが、子どもたちのまちに対する熱意によって会場内は暖かく感じました。この日は、模型制作、プレゼンテーションボードの完成、明日の発表会に向けての練習と、3つもやらなければいけないことがあり、私は全て終わらせられるのか少し不安になりました。しかし、子どもたちの弘前に対する思いはどんどんかたちになっていき、模型やプレゼンテーションボードから溢れんばかりの思いを発表しきれるかという不安に変わりました。
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みなさま、こんにちは。
10月2日に行われた、第2回目の「こども・まちづくり塾」の様子をお伝えします。今回から新たな参加者として弘前工業高校の高校生、TAとして弘前大学の学生という心強い仲間が加わりました。10時からのスタートでしたが、30分前から会場に着いて、張り切ってまちづくり塾に参加してくれた中学生もいました。
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皆さま、こんにちは。
10月上旬に青森県弘前市にて開催された、「HIROSAKI DESIGN WEEK」の一環として、市内の中高生を対象にした「こども・まちづくり塾」が行われました。「こども・まちづくり塾」では、弘前市吉野町周辺を敷地とし、弘前市在住の中高生たちと一緒に、10年後の弘前のまちを提案しました。9 月25日(日)にまち探検、 10月2日(日)、8日(土)にディスカッションや模型制作、10月9日(日)に最終プレゼンを行い、計4回の盛りだくさんなプログラムになりました。
このブログでは、9 月25日(日)に弘前まちなか情報センターで行われた第1回目の授業の様子を、初めて顔を合わせたこどもたちの緊張感とともにお伝えします。
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みなさま、こんにちは。10月22日、子ども建築塾後期第1回の授業が始まりました。前期の最終講評から1ヶ月経ち、久しぶりの授業となりましたが、4つの天板いっぱいに並べられた1/50の敷地模型を囲んで子どもたちは楽しそうな様子でした。
後期授業のテーマは「まちの中で、自然とともにくらそう!」です。恵比寿の「まち」を探検して、「自然とともにくらす」建築やランドスケープを設計し、最終的には恵比寿のまちと自然や人がより豊かにくらせるような「まち」をみんなで完成させます。
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みなさま、こんにちは。ちょっとだけ肌寒くなってきた9月24日に、子ども建築塾前期の発表会が行われました。
前期のテーマは「自分の好きな素材でいえをつくろう!」でした。子どもたちは朝からみんなドキドキの表情です。TAもドキドキです。
手をたくさん動かして発見した素材のおもしろさを、子どもたちはどんなふうに発表してくれるのでしょうか。聞いているみんなに分かってもらえるかな。失敗したこともちゃんと言えるかな。なんだかいつもよりスタジオがそわそわしています。
そんなことを考えていると、すぐにAグループから発表が始まりました。
Aグループ
トップバッターは凛音ちゃん。柔らかいスチレンペーパーを、小さく切って一つひとつ折り曲げて、模型をつくりました。全部集まったことで全体が綺麗な花のようなかたちをしています。中もふわふわしていて、とっても気持ち良さそうです。
響くんは、毛糸を使って「森のマユツリーハウス」をつくりました。どこにでも移動できるカイコのような、家族で住むいえです。制作しているときになかなか上手くいかず試行錯誤したこともみんなに伝えることができて、発表の仕方が良かったと先生方から褒められていました。
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10月23日、塾生講座第5回目のレビューが行われました。
今年度の活動も後半戦に差し掛かってきました。今まで考えてきた企画も実際につくってみることが多くなり、社会とのつながりを持ったものづくりの面白さや大変さを実感できるようになってきました。
参道マーケット報告
10月16日に大三島にて開催された参道マーケットの様子を映した映像を観て、内容を確認しました。内部講師を務めている辻さんの参道の花嫁行列や「Shima Jam」という音楽イベント、参道マーケットの賑わいが感じられました。この映像は、10月末から始まるTokyo Design Weekで流す予定です。
参道マーケットの風景
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