6月28日、伊東豊雄建築設計事務所の古林豊彦さん、近藤奈々子さん、設備設計を担当して頂いた環境エンジニアリングの和田隆文さんを講師にお招きして、先週竣工したばかりの伊東建築塾恵比寿スタジオの講義を行いました。 > 続きを読む
ブログ: 塾生講座
6月15日、塾生限定講座第5回の講座は「戦後モダニズムの建築から学ぶ」のカテゴリーの1回目として、講師に建築史家の藤森照信先生を迎え、前川國男自邸及び堀口捨己設計による小出邸の見学を行いました。
4月下旬から5月上旬にかけて「座・高円寺」のレクチャーと見学会を終えた後の5月21日、塾生が書いたレポートをもとに、伊東塾長と伊東豊雄建築設計事務所の東さん、古林さん、そして塾生全員でディスカッションを行いました。およそ2時間という限られた時間の中で、各自思い思いに意見を交わしました。今回話し合われた「座・高円寺」の5つの箇所について、レポートしたいと思います。
5月7日、初めての課外授業を「座・高円寺」で行いました。
伊東豊雄建築設計事務所が設計を行った「座・高円寺」は、地域に根ざした芸術文化活動の拠点として2009年にオープンした施設で、演出家・劇作家である佐藤信さんが芸術監督をされています。当日は、「座・高円寺」館長の桑谷哲男さんと伊東豊雄建築設計事務所の東建男さんの解説を受けながら、館内外の隅々まで見学させていただけました。
Photo:Manami Takahashi > 続きを読む
伊東豊雄建築設計事務所が手がけた「座・高円寺(08年11月竣工)」を題材に、レクチャー・見学・ディスカッションの三度にわたる連続講座を通して建築について考えるプラグラムの1回目を、4月26日に開催しました。
今回は、講師の東建男氏(伊東豊雄建築設計事務所)から、コンペティションへの取り組み方やコンセプトの立て方、設計・施工過程、竣工後のエピソードなどを、時系列に沿ってスライドと共に解説して頂きました。
また、最後におまけとして、伊東事務所が以前に手がけた劇場である「まつもと市民芸術館(2004年3月竣工)」について座・高円寺との関係性を織り交ぜながら説明をしていただきました。
5月19日、建築史家の陣内秀信氏を講師にお招きして、2012年度講座Bの締めくくりとなる講座、「隅田川の川下りを通して江戸から明治のまちを学ぶ」が開催されました。
午後2時、一行を乗せたクルージング船は、彫刻と橋が一体となって美しい表情をつくる日本橋をくぐり、日本橋川へと漕ぎ出しました。 > 続きを読む
3月9日に行われた講座Bは、いつもの伊東建築塾神谷町スタジオを飛び出し、東京都八王子市にある多摩美術大学八王子キャンパスへと足を伸ばしました。2月22日の講座で解説していただいた、伊東豊雄建築設計事務所の実作である多摩美術大学図書館の現地見学会です。講義の内容を踏まえつつ、それがどのような形となって実現しているのか、建築はどのようにつくられるかを、実際の建築を通して感じることの出来る重要な機会です。普段の講座はスタジオでのレクチャーが主ですが、それらのお話が貴重で大変興味深いものである一方、このように実物に触れて考えるということが、やはり建築に関わる者にとっては非常に大切だと感じます。
2月22日に伊東建築塾神谷町スタジオにて開催された講座Bは、3月上旬に見学を予定している多摩美術大学図書館についてのレクチャーです。2007年に竣工したこの図書館は、多摩美術大学70周年の記念シンボルという形で計画されました。基本的な考えとしては学内コミュニティあるいは周辺地域との交流促進を掲げ、その他に感性をいかに磨くか、多様な活動にいかにフレキシブルに対応するか、また多摩丘陵の一端という起伏に富んだ地形条件をどう導くか、などをテーマとして設計されました。
今回は伊東建築設計事務所の東建男さん、庵原義隆さんを講師としてお招きし、構想から設計、建設そして実際に使われるところまで、建築が実際にどのようにして出来上がっていくのかをお話しいただきました。
こんにちは。伊東建築塾の古川です。4月も半ばを過ぎたところで、今年度の伊東建築塾が幕を開けました。
初日となった4月19日は、塾生限定講座の開講式を開催しました。平日の夜にもかかわらず、定刻の30分以上前から参加者が続々と集まりはじめ、19時を少しまわったところで開始となりました。
はじめに、塾長の伊東豊雄よりあいさつを申し上げ、伊東豊雄建築設計事務所や伊東建築塾のスタッフの紹介を行いました。
2月23日の講座Bは、テキスタイルコーディネーター・デザイナーである安東陽子氏を講師にお招きし、「建築はどのようにつくられるか|特別講義」を開催いたしました。
伊東豊雄建築設計事務所では、ほとんどの建築で安東さんにテキスタイルのお仕事を頼まれているそうです。冒頭で伊東塾長から、テキスタイルデザイナーはプロジェクトに関係なくデザインをする人も多いが、安東さんは特定のプロジェクトに相応しいデザインを仕上げてくれる貴重な人、とご紹介がありました。