2019年11月24日
子ども建築塾2019年度 前期第7回「模型製作③・エスキスチェック」
2019年7月27日の子ども建築塾の様子をお伝えします。
梅雨が明けようやく夏らしい天気となりました。
夏休みが始まった子どもたちはさぞ元気かと思いきや、いつも通り。
みんなの真面目さに感心しつつ、話が飛び交うくらいの騒がしさを少し期待してしまいます。
さて、今回は3回目の模型制作とアストリッド先生のエスキスです。
前回までのブログでもお伝えしているように、前期の課題は空とぶいえ。
さらに「崖、砂漠、水、氷、都会の高層ビル」という敷地環境が与えられており、「見たことないいえ」+「あまり住むことのない場所」という難題をどのように考え、どんな建築にしていくのか、さまざまなアプローチから考えをめぐらせています。
2019年11月18日
子ども建築塾2019年度 前期第5回「中間発表の振り返り・模型制作①」
6月22日、前期第5回目の授業は模型制作1回目の授業でした。
天気はあいにくの小雨。けれども塾生の子どもたちは天気なんて関係なく、雨に濡れながらも元気に塾に来てくれました!
始めに中間発表の復習をグループごとに行いました。私たちのグループでは、まずは自分の作品が先生方にどんなところを褒められたか、どんなところを直すといいかアドバイスを思い出していきました。その後「こんなアドバイスもあったよ!」と他の子どもやTAが中心になって復習を補完していきました。
2019年11月17日
子ども建築塾2019年度 前期第4回「中間発表」
子ども建築塾 前期の課題は「空とぶいえ」です。
きっと誰しもが空を飛びたいと思ったことがあるのではないでしょうか。特に子どもたちにとって、そんな空想や、自身で思い描く物語が表現できる面白い課題だと思います。また、氷・砂漠・水・崖・ビルの上という5つの特徴的な環境の中で、空を飛び、人が住める家を考えることは一筋縄ではいかないと思います。難しい課題が故に今回の中間発表会はとても楽しみにしていました。
2019年11月15日
子ども建築塾2019年度 前期第2回「リサーチ発表」
皆さまこんにちは。子ども建築塾TAの菊地ゆかりです。
4月27日に行われた前期第2回授業の様子をお伝えします。
始めにみんなに調べてきてもらった5つの環境(崖、砂漠、水、氷、都会の高層ビル)について、それぞれグループ内で発表し合いました。みんなどんなことを調べてきてくれたのでしょうか。
崖グループの中では、崖地で暮らすヤギについて調べてきてくれた子がいました。ヤギのひずめは真ん中が開いていて、急な斜面や崖地でも岩肌の凹凸をしっかりつかめるかたちになっているのだそうです。狼などの天敵もやってこれないような場所で暮らすヤギにはひずめに秘密が隠されていたのですね。このように、ある環境を考えるとき、まずそこで暮らしている動物たちに注目してみることも、環境に合わせて生活していくためのヒントになりそうです。
2019年11月12日
子ども建築塾 前期特別授業「住宅見学会」
みなさん、こんにちは!神奈川大学修士1年の佐塚将太です。
5月12日(日)に行われた特別授業の住宅見学会についてお伝えします。今回見学に訪れたのは、建築家の西沢立衛さんが設計された住宅「大八木邸」です。
当日は晴天にも恵まれ、だんだんと子どもたちが集まってきました。集合時刻を迎え、スタッフからの説明を聞いた後、見学する住宅へ出発しました。
2019年7月25日
建築スクール「 空き家をつかって大山祇神社参道をにぎやかにしよう!」公開発表会のお知らせ
愛媛県今治市大三島の中心部には「日本総鎮守」と呼ばれ、古くから多くの信仰を集めてきた大山祇神社が鎮座します。
港から神社へと至る参道は昔の面影を残していますが、しまなみ海道開通後は人通りが絶え、空き家や空き地が目立つようになりました。
今回行う「建築スクール」では、参道がかつてのにぎわいを取り戻すためにはどうしたら良いのか、実際にある空き家を敷地とし、中高生の視点から新しいアイデアを見出すことを期待しています。自分たちの考えをかたちにし、地元の方への発表を通して伝える力を養うことを目的とします。
中高生ならではの視点と発想力を活かし、協力しながら現実的な問題である「空き家を活用した地域の活性化」について発表します。
[テーマ]
「 空き家をつかって大山祇神社参道をにぎやかにしよう!」
[日時]
2019年8月6日(火)14:00~16:00
[会場]
大三島公民館 2階中ホール
愛媛県今治市大三島町宮浦5708
[発表者]
・ 大三島分校の高校生
・ 大三島中学校の中学生
・ 島しょ部の高校生
・ 伊東建築塾子ども建築塾の塾生、卒業生
・ 伊東建築塾の塾生
[講師]
・馬場正尊
(オープン・エー代表取締役/建築家/東北芸術工科大学教授)
・柳澤 潤
(コンテンポラリーズ代表取締役/建築家/関東学院大学准教授)
[参加費]
無料
[申込み]
不要
皆様のご参加をお待ちしております!
2019年6月6日
子ども建築塾2019年度 前期第1回 「課題説明・アイスブレイク・グループワーク」
みなさん、こんにちは。
平成から令和へと元号の変わる2019年度の『子ども建築塾』は9年目を迎え、前期の授業が4月13日(土)にスタートしました!
東京でもソメイヨシノが満開となった3月末から一転、花冷えの新年度の幕開けとなった4月でしたが、当日は朝から天候に恵まれ暖かな日差しの中、子どもたちがスタジオに集まりました。子どもたちは到着と同時にA~Eの5グループに分かれ、同じく5つのグループに分かれたTAたちと共に着席し、緊張と期待の中で授業が始まりました。
2019年4月23日
子ども建築塾2018年度 後期第9回「プレゼンテーションってなんだろう?/アイデアをまとめよう!①」
皆さま、こんにちは。2019年2月9日に行われた子ども建築塾後期第9回の授業の様子をお伝えします。
本番模型制作にひとまず区切りをつけ、今回からいよいよ発表会に向けてのプレゼンテーションの準備に取り掛かりました。先生からプレゼンテーションの仕方をレクチャーしていただき、プレゼンシートの作成および模型写真の撮影を行いました。
2019年4月16日
子ども建築塾2018年度 後期第7回「本番模型をつくろう!②」
皆さま、こんにちは。1月12日に行われた第7回の授業の様子をお伝えします。本番模型制作①とスタジオ開放日を一日経て、今回は一度敷地をつなげてみることから始まりました。
そして各グループのTAリーダーが子どもたちの作品を簡単に発表するミニ中間発表を行い、太田先生・アストリッド先生からコメントをいただいた後、各グループに分かれて作業を進めていきました。
2019年3月13日
子ども建築クラブ マニュアル・シンキング講座「みんなの○○」のアイデアを育てよう!
2019年1月29日に伊東建築塾恵比寿スタジオで行われた、子ども建築クラブのレポートをします。
子ども建築クラブとは、子ども建築塾を卒塾したOB・OGの小・中・高校生を対象とした講座で、年に1〜2回程度開催しています。
今回のテーマは「マニュアル・シンキング」です。
日本ではあまり耳にしない言葉ですが、その言葉の通り、「マニュアル=手で、シンキング=考える」という意味で、小さな円形の紙にアイデアを描き、それを大きな紙の上に並べ、カテゴライズをし、アイデアを整理するという手法です。
ブレイン・ストーミングのように、新しいアイデアを模索する際に使用されることもあれば、ある情報を体系化し、視覚化するような場合にも使われます。