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昨年10月26日に開催された塾生講座では、テキスタイルコーディネーター・デザイナーの安東陽子さんを講師にお招きしました。安東さんは伊東塾長をはじめ、様々な建築家の設計する公共施設や個人住宅などにテキスタイルを提供され、ご活躍されている方です。
今回は二部構成で行われました。前半は安東さんのレクチャー、後半はテキスタイルデザインの体験ということで、伊東建築塾のスタジオの西側の窓にかけるカーテンを提案するというワークショプを行いました。Photo 10-26-26 H, 2 21 09 PM > 続きを読む

2014年12月14日。台湾入りしてからずっとどんよりとした曇り空でしたが、ようやく晴れ間が見え始めた台中の朝。日本よりもずっと南に位置しているはずなのに、未だに信じられないくらいの肌寒さを感じつつも、3日間の台湾ツアーはいよいよ最終日を迎えました。
さて、合宿最終日は台中から新幹線で再び台北へ移動し、世界貿易センター広場と松山台北文創ビルを見学しました。

main photo-800Provided by International Trade Building Corp. / Photographer: Jeffrey Cheng > 続きを読む

台湾ツアー2日目は、台北から台中に移動して、台中国立歌劇院の見学を行いました。
朝食後、ホテルを出発し、台北駅へ向かいました。街中はオートバイの数が多く、アジアらしい鼓動するようなエネルギーを感じ、改めて台湾にいることを実感しました。台中への移動は台湾高速鉄道を利用しての移動となりました。
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昨年12月に開催された台湾ツアー1日目。この日は、台北市内の台湾大学キャンパス内にある社会科学部の新校舎を見学させていただきました。
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キャンパスの北側に位置するこの校舎は、大きく2つに分かれています。ひとつは8層の教室、研究室、会議場を中心とした教育棟、もうひとつは低層の図書館棟です。伝統を重んじる既存のキャンパスに対してのコンテクストが強く問われた結果、外部の大通りに沿って長さ168mの教育棟を配置し、既存校舎と共に囲い込まれた中庭をつくり出し、その中にシンボリックな図書館棟を極力低く抑えることで全体が環境に溶け込んだつくりとなっています。教育棟では、台湾の厳しい夏の環境が考慮された風の通り道が積極的に計画され、図書館棟には蓮の花のような美しいパターンが用いられ、リズムのある大空間が実現されていました。 > 続きを読む

みなさま、こんにちは。子ども建築塾TAの山口絵莉一です。
1月31日、子ども建築塾後期8回目の授業を行いました。今回も、前回に引き続き模型制作を進めていきます。後期の課題テーマは「まち」、そこで今回は二種類の模型をつくります。一つは1/500のまちの模型に置くための小さな模型、もう一つは自分が考えた「まちの建築」を分かりやすく伝えるための大きな模型です。
模型制作を授業で行えるのが今回で最後のため、時間は限られていますが、みんな楽しんで制作を進めていきましょう!IMG_7312 > 続きを読む

こんにちは。子ども建築塾TAの白石綾です。
1月17日、子ども建築塾 後期7回目の授業が行われました。この日の授業は、先生やTAによるエスキースを受けて、アイデアをより良いものにしようと試みました。
私たちの班では「まちなみ・建物」というテーマに取り組んでいます。2020年の東京オリンピック開催により話題となる国立競技場や、鳩森八幡神社などの歴史ある場所も残る千駄ヶ谷ならではのまちなみの素晴らしさを生かしたものをつくるという難しい課題です。
子どもたちは、中間発表で先生方からいただいたアドバイスや、前週に行われた佐原のまち探検での観察を生かしたアイデアを、事前に宿題としてスケッチや文章にまとめてきました。IMG_7229 > 続きを読む

こんにちは。早稲田大学1年、子ども建築塾TAの江頭樹です。
1月10日の授業は、いつもとちょっと違う雰囲気。冷たい風が吹く中、みんなはわくわくした気持ちを抱えて、はるばる千葉県の佐原までやってきました。ちょっと遠かったかな。でもみんな元気いっぱいです!
駅から少し歩いて川沿いまで行くと、いつもと雰囲気が違うまちであることにより一層気づかされます。「ここから川に降りられるよ!」「舟が通っている!」「建物も古い時代に建てられたみたいだね」と、たくさん発見したことを教えてくれました。今期の課題敷地である千駄ヶ谷のまちや、スタジオがある恵比寿とは違った発見がまだまだありそうです。IMG_7181
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塾生限定講座 家具塾

2015年02月05日

皆さん、こんにちは。塾生の西山和臣です。
昨年12月6日、家具デザイナーの藤江和子氏を講師としてお招きし、株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザイン六郷工場(以下六郷工場)を見学する「家具塾」を開催しました。三越伊勢丹プロパティ・デザインは100年以上の歴史を誇る老舗家具メーカーです。1910年の丸の内工場落成から100年、その間紆余曲折を経て2010年現在の六郷工場に拠点を置きました。

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六郷工場では、一般の消費者向けの家具、民間企業からの注文家具、そして国家機密クラスの特注家具まで多種多様な家具を生産しています。その工場内部はどうなっているのでしょうか。興味津々ですね。そこで、六郷工場内部の潜入レポートをお届けします。時折、専門用語が登場しますが、解説を付記しますのでご安心ください。 > 続きを読む

昨年11月29日、山梨学院大学(山梨県甲府市)が2015年春に新設する「国際リベラルアーツ学部」の新校舎・学生寮の施工現場見学に訪れました。
塀や門扉のない、街に開けたオープンなキャンパス。そこに、国内だけでなく海外からの留学生も集い、共に学び暮らす場を、建築がどのようにサポートしていくのか、興味を持ちました。
航空写真©清水建設©清水建設
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2014年8月18日、座・高円寺の館長である桑谷哲男氏と伊東豊雄建築事務所の東建男氏にご案内いただき、「座・高円寺」を見学させていただきました。「座・高円寺」は地域に根差した芸術文化活動の拠点として伊東豊雄建築設計事務所が設計し、2009年にオープンしました。演出家・劇作家の佐藤信氏が芸術監督を務めていることでも有名です。

5022©Manami Takahashi
外観は布を貼ったテントのようなかたちです。鉄板のつくり出す曲面がとても動的で、「ハコモノ」という劇場の固定概念が覆されました。思わず中をのぞいてみたくなるような衝動に駆られます。
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