現在、今治市伊東豊雄建築ミュージアムにて開催中の展覧会「これからの建築を考える」の展示作品が追加されました。
スティールハットの最後の展示スペースとなるサロンでは、仙台市宮城野区や釜石市の商店街など、東北各地に広まりつつある「みんなの家」プロジェクトの現状を展示しています。今回、「みんなの家」を設計した建築家のご協力をいただき、新たな展示作品が加わりましたので、ご紹介いたします。
現在、今治市伊東豊雄建築ミュージアムにて開催中の展覧会「これからの建築を考える」の展示作品が追加されました。
スティールハットの最後の展示スペースとなるサロンでは、仙台市宮城野区や釜石市の商店街など、東北各地に広まりつつある「みんなの家」プロジェクトの現状を展示しています。今回、「みんなの家」を設計した建築家のご協力をいただき、新たな展示作品が加わりましたので、ご紹介いたします。
2月26日の伊東建築塾は、アーキグラムの活動などで世界的に有名な建築家のピーター・クック氏を講師としてお招きし、特別講義を開催しました。ピーター・クック氏の講演ともなれば、通常でしたら大きなホールが一杯になるほどの人気だと思います。今回のように小さなスケールでピーター・クック氏のお話をうかがえる機会は、滅多にないことでしょう。それに見合うように参加者側も、伊東塾長を始め、長谷川逸子さん、小嶋一浩さん、妹島和世さん、西沢立衛さん、手塚貴晴さん、難波和彦さんなどそうそうたる顔ぶれで、そのような貴重な場に居合わせることが出来たことを非常に嬉しく思います。
2月23日の講座Bは、テキスタイルコーディネーター・デザイナーである安東陽子氏を講師にお招きし、「建築はどのようにつくられるか|特別講義」を開催いたしました。
伊東豊雄建築設計事務所では、ほとんどの建築で安東さんにテキスタイルのお仕事を頼まれているそうです。冒頭で伊東塾長から、テキスタイルデザイナーはプロジェクトに関係なくデザインをする人も多いが、安東さんは特定のプロジェクトに相応しいデザインを仕上げてくれる貴重な人、とご紹介がありました。
2月24日、今年度最後となる講座Aは、写真家の畠山直哉氏を講師にお招きして開催しました。畠山さんは岩手県陸前高田市のご出身。伊東塾長がコミッショナーを務めた第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館では、畠山さんの撮影した「みんなの家」を中心とする震災前後の陸前高田の姿が展示され、そして見事金獅子賞の座を射止めたことは記憶に新しいでしょう。震災から間もなく2年が経ち、そしてビエンナーレの帰国展も開催されているこの時期に畠山さんのお話を伺えるのはとても貴重な機会であったと思います。
皆様こんにちは。東京大学生産技術研究所、村松研究室博士課程の田口純子です。
3月9日、「子ども建築塾 渋谷のまち 公開発表会」が、渋谷区美竹の丘多目的ホールにて行われました。
子ども建築塾開講2年目にして、初めての公開発表会。
伊東豊雄塾長、太田浩史先生、村松伸先生、保護者の方々、TA・スタッフの皆さんのほか、授業に顔を出してくださったゲストの方々、発表会にご協力くださったイベント「shibuya1000」の関係者の方々、そして、発表会に関心をもって来てくださった沢山のお客様で、100席ほどの会場がいっぱいになりました。
さらに、昨年度の子ども建築塾の卒業生と保護者の方の姿も!こうした機会に顔を合わせ、お互いの近況を知ることができるのは、何とも嬉しいものです。
柔らかな緊張に包まれた会場で、伊東塾長の挨拶とともに、発表会は始まりました。
Photo:Manami Takahashi > 続きを読む
2月16日の講座Bは伊東建築塾神谷町スタジオにて、東北大学教授の小野田泰明氏を講師にお招きし、「大震災から未来のまちを考える|三陸まちづくりの近況と問題点」を開催しました。
冒頭で伊東塾長から「建築家と自治体のパイプ役となる唯一の人」とご紹介があり、「東北大学にはおられることはほとんどないのでは」と指摘されるほど、被災地を駆け回る多忙な日々を送っておられる小野田先生。大震災から間もなく2年となりますが、その間被災地で何が行われ、そして現在どうなっているのかを、総括的かつ具体的にお話ししていただきました。
皆様こんにちは。
横浜国立大学大学院 Y-GSA 修士1年の孕石樹理です。
子ども建築塾後期の最終授業となった第10回目の2月23日は、前回に引き続き「まちの建築」のプレゼンテーションボードづくりを行いました。
開講時間より早めに来て作業を進める子など、最終授業ということもあり、みんな気合い十分です。
はじめに、今回が神谷町スタジオで作業できる最後の授業であること、次回は渋谷で発表会を行うことなどを再確認してから、各自の作業に入っていきました。